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院長です。

命のあるものを丸ごといただく で豆を紹介しましたが、今日は玄米の話。

玄米もお水につけておくと発芽します。生きている証拠ですね。

白米は、発芽しませんよ。胚芽が落ちてますし、糠もないし。
米が健康で糠。
米が白いと粕です。
粕とは、要らない、ゴミですよね。
東洋医学では、白米禁止です。

玄米は、水につけて置かないといけないし、中々炊けない と思われてますが、今日はびっくり炊きを紹介します。




この炊き方は秋田地方に江戸時代から伝えられてきた玄米の炊き方です。
この「びっくり炊き」で炊くと、比較的短時間に
ふっくらと柔らかく白米のように炊きあげることができます。
普通の鍋で炊けますし、長時間水に浸す必要もありません。

食べたくなったらすぐ炊けます。
炊き方は非常に簡単です。



「玄米のびっくり炊き」






まず、玄米を用意して下さい。
炊きあがると1合でだいたい、
大人のお茶碗2杯分弱と考えて下さい。







水で軽く洗います。
精米していないので糠(ぬか)がでません。
水はほとんど濁りません。
環境にも優しいのです。
しかも洗ったら、すぐに炊けます。
長時間、水に浸しておく必要はありません!





ホーローやステンレスなどの、ごくふつうの鍋で炊くことができます。
今回は1合しか炊きませんでしたので、
一人用の土鍋で炊くことにしました。
水は米の1.2~1.5倍入れます。
お米が古いほど水を多くします。


ふたをして火にかけます。
最初から「強火」でかまいません。
吹きこぼれてくるようでしたら、火を弱めて下さい。








15分~20分程度で水分が減って、香ばしいにおいがしてきます。
こげていないか心配でしたら時々ふたを取って見て下さい。
こげ付くような「ピシッ、パシッ」という音がしてきたら、
ふたを開けて、







冷水を入れて下さい。
水の分量は米の0.8~1.2倍程度。
ビックリ水を入れるから、「びっくり炊き」というのです。
柔らか炊きの場合は多めに、硬炊きの場合は少なめに入れて下さい。
水を入れたらよくかき混ぜてふたをして、さらに煮立てます。

10分~15分で、ころあいを見て弱火にし、
火を止めたあとは、ふたをしたまましばらく蒸らして下さい。
蒸らす時間は5分程度でいいようです。
ふたを取ったらこのように全体によくかき混ぜて下さい。
お米本来の良い香りがしてきます。







お茶碗に盛りつけます。
さきほどの一合でこんなにたくさん炊けました。(笑)









ちなみに、ふつうの炊き方で玄米を炊きますと、
このぐらいにしかなりませんでした。(ちょっとかため)







ビックリ水を入れることで、玄米の皮が破れて水分をたくさん吸収して、量が増えるようです。
しかも、ふっくらと柔らかく炊けます。
色もふつうに炊くより少し白くなります。





気になるお味の方ですが、
プチプチとした食感があり、噛むほどにほんのりと甘みが出てきます。
お米本来の風味がよく出ていて、素朴ですが豊かな味わいです。

「ふっくら柔らか」といってもそこは玄米ですから、噛む回数は白米の何倍にもなります。
あごをよく動かすと脳の活性化を促すともいわれているのはご存じの通りですね。
少ないお米でもかなりのボリュームですし、
時間をかけて食べることができるのでかなりの満腹感を得られます。
消化に時間がかかるので腹持ちも良く、間食の必要がなくなります。
食物繊維も多く便通も良くなります。ビタミン類も豊富です。
以上のことから考えると、この玄米の「びっくり炊き」は、ダイエットに最適かと思います。
ご家庭でも一度お試し下さい。


以上。
ちょっと手間がかかりますが、美味しい!! 
お勧めです。