前回の続き。
黒ちゃんのことをどうすべきか、判断材料がほしくて外科手術が得意なとこにセカンドオピニオンで相談に行きました。
懐こい黒ちゃん。
TNRの捕獲チームのお家でしばらく過ごしてもらってます。
今回の相談は新規で、知り合いから教えてもらったとある病院に。
事故から時間が経っていると骨がくっつこうとして骨の周囲に膜のようなのができるのだけど、できている。事故から1週間くらい経ってるんじゃないかな。足は完全に動かない感じではないので、神経は生きてる。
手術すればおそらくある程度歩けるようになると思う。
というような感想を言われました。
私が心配していた、手術をしたが神経切れて動かないということはなさそう。
しかしそちらの病院は人気があり、手術するなら最短でも半月後。手術にかかる予算も30〜35万くらいになりそう。
骨折の治療は時間経つと難易度が上がるそうなのもあり、これを踏まえて結論をどうするか考えることになった。
選択肢
①最初に予約とった病院で予定通り手術
②セカオピの病院で半月後に手術
③治療しない
手術に対してネガティブな要素としてまず、
・予算の問題がある。
この子のために無理をしていいのかどうか。
去年は譲渡数が急激に減って、ウチは収支としてとても厳しい状態にある。
この子一匹にどれだけの金額をかけれるか、無理して治療したとして、似た状況の子が来たらその時はどうなるのか。
シェルターとしての金銭バランスを考えなければならない。
・足の骨折は命に関わらない。
足が一本動かないくらい、室内での生活に支障はない。
手術したい理由は
・できる治療をせずに譲渡は抵抗がある。いっそ、治療しない場合はウチの子にしようかという案も出たけどそれは手術よりも予算が上がる。
・骨が変なくっつき方をして、後でそこがまた割れやすくなったら後々もっと治療が大変。
・ウチにはすでにカラスに突かれて足を引きずってる子がいる。そんな子を増やしたくない。半身不随のはるねもいるしハンディキャップは本当に大変。
一晩ぐるぐる考えて、やはり手術したいので①か②で。セカオピの相談で、やはり手術やる価値はあるように思えた。
やるなら早くしたい、そして一括支払いが厳しいのでいつもの病院であれば分割提案ができるからと①を選んだ。
そして…
問題なく手術が終わった。
ここから1週間入院して様子を見ていきます。
続く