オーレンの話 | 大阪ねことこ

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猫を拾ったり里子に出したりしています。
増えないように、野良ちゃんは不妊手術だよ。


オーレンはTNRで出会い、妙に懐こかったので保護した子。

住処にしていた空き家が取り壊されるため、せめて全員手術という現場に搬送でお手伝い行った時に出会った。女子をたくさん引き連れた元ボス猫だった。

その後、ウリエル猫邸さんにお世話になって長い。



保護した時からシニアで、そこから数年。

徐々に腎臓など弱ってきている。


先日、その状態でもいいとの里親希望があり、一度はトライアルに出た。

精神的に弱い子で、お引越しにより全く食べなくなり、譲渡を断念して猫邸に戻ってきた。

難しい子だという説明をして、覚悟を持ってトライアルしていただいた。これ以上良い状況のトライアルは無かったと思っている。

ということは、今後トライアルを成功させる見込みはないものと思う。



譲渡するための猫カフェ。空きを待ってる子はたくさんいる。

譲渡できないコンディションの子をどうするか、普通なら保護主の家に戻って余生を過ごす選択になると思うがお引越しすれば死んでしまう。


幸い、オーナーやスタッフのみなさんが手厚くしてくれていて、このまま最期までいてもいいと言ってもらえた。



オーレン、里親さんは見つけれなかったけど、最期までの幸せな居場所をゲットできました。



スタッフさん、そしてたくさんのオーレンファンのお客さまに愛され、甘やかされて可愛がられ、ゆるっとした生活を続けてね。