美容と食をつなげる隠れ家サロン
エステティック・フードバランスコーディネート
【愛知県 一宮市エステ・江南市エステ】
ホームサロンピュール
エステティシャンで栄養士のジュンです。
最近、タンパク質ブームで、何かと『プロテイン入り』というのを目にします。
タンパク質の1日の必要量を目で見て確認しやすくしてみました。
①活発に動いていない人で
体重1kgあたり0.8〜1g
②持久的なトレーニングをしている人で
体重1kgあたり1.2kg〜1.4kg
③断続的な高強度トレーニングを行なっている人や筋肥大をさせている人で
体重1kgあたり1.4g〜1.7g
が目安とされています。
過剰摂取については、国際オリンピック委員会(IOC)が『タンパク質の摂取量について2〜3/日を超えて摂取しても筋合成などによい影響を与えるという明確なエビデンスはない』とされています。
『日本人の食事摂取基準(2015年版)』では
過剰摂取による健康障害の明確な根拠はないので、数値では示されていませんが、
過剰摂取の目安は体重1kgあたり2g/日以上としています。
つまり、1日に体重1kgあたり2g以上とっても意味がないと言われています。
具体的にどれくらいかというと、
ほとんど軽い運動しかしていない50kgくらいの体重の一般女性だとタンパク質の必要量が
1日あたり40g〜60gくらいとします。
1食あたりのタンパク質量は写真くらいの量で充分なのではないかと思われます。
(写真は私のある日のお昼ご飯です。タンパク質合計約20gでした)
タンパク質って
お肉、お魚などに含まれるだけでなく、たまご、牛乳、豆腐などはもちろんのこと、
ご飯、パン、パスタなどの穀類などにも含まれています。
例えば
牛乳コップ1杯 6.6g
たまご1個 8.6g
豆腐1/2丁 9.9g
食パン6枚切り 5.6g
ごはん300g 7.5g
そば1玉 10g
パスタ120g 9.8g
という感じです。
ダイエットのために
穀類をカットして
タンパク質をとるためにお肉をたくさん食べている人がもしいるとしたら、
脂質が過剰になる可能性が出てきます。
食事でもタンパク質がとれているのに、サプリメントでプロテインを飲んでいるとしたら、タンパク質の過剰摂取になる可能性が出てきます。
やっぱりエステティシャンであり栄養士の私としては
『何でもほどほどに過不足なくバランスよく食べて下さい』
とお伝えしたいです。
どの栄養素も
不足も困りますけど、
過剰摂取は身体に負担がかかります。
特にタンパク質の過剰摂取は
中性脂肪が増えたり、
肝臓や腎臓の仕事が増えるため、身体に負担がかかります。
40歳を過ぎたら特に注意です。
サッカーをする子供達を見ていても、後半にバテてしまう場合は、前日のタンパク質が多すぎる可能性が考えられたりします。過剰摂取はパフォーマンスにも影響があるようです。
昔から
『ご飯とおかずを順番に食べなさい』
と言われるように
『バランスよく食べる』
という事は
『痩せる』
『キレイになる』
ということだけではなく、
生きていく上で
とても大切だと
思っています。
食事を大切にしましょう。
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