昨年12月に新潟県の弥彦温泉に旅行に行ってきました。
実は若い頃、競馬にはまっていた時期があり、会社の先輩達と車を連ねて、毎年、新潟競馬場の夏開催に出かけていました。
その時の宿泊地が弥彦温泉でした。
年末の弥彦はどんよりと低い雲が広がり、雪こそ降っていませんでしたが、肌を刺す寒さはなかなか厳しい。
厳かな雰囲気の弥彦神社は何度訪れても神聖な気持ちになります。
参拝をすませて、宿に入り、早速向かったやわらかい泉質の温泉は、身体だけでなく気持ちも解してくれます。
凛とした夜の空気の中、入った露天風呂は最高でした。
お楽しみの夕食は、山海の幸が並びます。
刺身の鮮度は言うことなしでした。
翌日は、魚のアメ横「寺泊」へ。
霙が舞う冬の日本海らしいロケーションに、思わず魚介類の買い物もついつい多めになってしまいました。
燕三条駅に向かいます。
「燕三条系背脂ラーメン」を昼食に食べようと思っていたのですが、あいにく時間がなく断念。
駅の構内で「三条カレーラーメン食べ歩きマップ」を見つけました。
カレーラーメンで町興しを行っているようです。
へぇ~知らなかったです。
カレーラーメン好きなので、食べて見たかったなぁ。
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新年を迎え、旅行の余韻もすっかり醒めていた休日のお昼過ぎ、総武線を亀戸駅で下車。
目的のお店は、現地で食べられなかった「燕三条系背脂ラーメン」の店「らーめん潤 亀戸店」。
店頭の看板に「越後みそらーめん」の文字が。
知ってはいましたが、いただいたことのないラーメンです。
よし、これをいただいてみましょう。
店内に入り、券売機で食券を購入。
空いている席に着席しますと、後続のお客さんが続々と来店。
あっという間に満席になり、待ちができました。
背脂は普通でお願いしました。
平笊を巧みに使っての麺上げは相変わらず素晴らしいですね。
しばらくして「越後みそらーめん」の完成です。
みそらーめんに割スープがついての提供です。
ひき肉、わかめ、玉ねぎ、もやし、きゃべつ、岩海苔といったトッピングです。
スープは確かに濃い味噌味ですが、背脂が溶けだして甘さも感じます。
でも、そのまま飲んだら血圧の高い方は脳卒中になりそう。
麺や具をいただいている分にはまったく大丈夫です。
岩海苔もいい味を演出していますね。
麺の茹で加減はジャスト。
もっちりしていて、濃いめのこのスープともよく合っています。
刻み玉ねぎの食感がたまりませんね。
もやしとキャベツは量が少なめで、炒め過ぎでクタッとなりすぎているのが残念でした。
途中、割スープを調節しながら投入。
うーんなるほどおだやかで旨い味噌スープに変わりました。
ごちそうさまでした。
東京にいながらにして、越後を堪能させていただきました。
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