いつもは車で通り過ぎてしまう道を始めて歩いて、鳥居の先の急な階段を見つけた。
紅葉と竹のコントラストに誘われて登ってみる。
てっぺんには祠があるだけ。
「宮地嶽三柱大神」と書かれているので調べてみると、ミヤジダケミハシラオオカミと読み、神功皇后のご功績をたたえ主祭神として奉斎し、随従の勝村・勝頼大神を併せ、「宮地嶽三柱大神」としてお祀りしている 「宮地嶽神社」が福岡県福津市にある。
そちらの分霊かと思われる。
お参りをして、さて帰ろうと振り返り見れば、滑りやすそうな湿った落ち葉敷き詰められた急な階段がはるか下方まで続いている。手摺などもない。
もし足を滑らせて、スマホ使えないほどの瀕死の重傷となって横たわっていたら、私を誰かが見つけてくれるまで何日かかるだろうか?
そんな恐ろしいを考えながら、がに股で一歩一歩慎重に降りてきた。
危険なご参拝を果たし、きっと 大きなご利益があると信じている。