7月26日(日)
嫁さまと休みが合うので日本海・若狭へ泳ぎにいこう、という事に
去年は水中マスクのベルト切れ、シュノーケルの不具合などで
満足できない結果に終わったため、2人分新調してのトライ
夜中2時半に自宅を出発。
国道173号→国道27号へひたすら山道を走り若狭方面へ。
いつも、嫁さまが楽しみにしているシカやイノシシの姿はめずらしく少なく
綾部の峠で嫁さまが1匹シカを見つけただけ。
途中、コンビニなどに寄りながら
早朝5時すぎに「若狭和田ビーチ」に到着すると
早くも、立ち並ぶ海の家から駐車場への呼び込みの嵐
いつも潜るポイントはキャンプ場のある端っこのため
「兄ちゃんこっちこっち~!」と手をふりまくる呼び込みを何人も無視して
行かなければならないのである。(ちょっとここで疲れる )
さすがにまだ早いので、広大なビーチにもほとんど人がいない。
心配していた海の透明度も、今日はバッチリのようで
めちゃくちゃ透き通っている!
さっそく端のポイントへ簡易テントの設営。
フルクローズにして着替えもここで済ませます。
まだ太陽が出たばっかりで気温も高くなく
足だけ海に浸かってみる・・・冷たっ!!!!!
ムリっ!こんなんムリーっ !
しかし海の中が見たい・・
少しだけ頑張って太ももくらいまで入ってみる・・・
ムリーーーっ!ぜんぜんムリーっ !
とりあえず後ろの海の家が準備整ったようなので
軽く朝食を取ることに。
うどんで体を温める作戦!
しかし、けやりんは思うのである。
海の家で出てくるカレーにしても、うどんにしても
もし、街中のレストランで同じ値段で、同じ料理が出てきたとしたら
「いやいや、ちょっと何なん 」
ってレベルであり
クオリティは低いのに、不思議なくらい海で食べると満足できる
これは、完全に海のマジックですな。
体を温めて、「あっつー!」となったところで
さっそく海に入る。
冷たっ!うおーーーーやっぱりムリー
キャー!サムイー!
そんな格闘が始まり
なかなか体まで海に浸かれない。
だいぶ人も増えてきた。
ふと周りをみると海に浸かっているのは子供のみ。
「・・子供は元気やなー」
負けてられん!気合をいれて体ごとドボン!
うおーーーーー冷たすぎるーーー
少し潜ってみると、海藻のミルがしこたま。
ホソジュズモも他の海藻に絡まっているのを嫁さまが発見。
あとは初めてみる数珠のような海藻。
ワツナギソウは探したけど見つからない・・残念。
嫁さまがミルと、ホソジュズモを持って帰るようで
採取してバケツに入れてました。
魚はグレの稚魚が大半。
クサフグ。ブロック周りにはナベカやコケギンポなど。
イシダイの幼魚もちらほら。
かわいいナベカを獲ろうと頑張るがなかなかチョロチョロと
狭いところをスルスル抜けていくので結局捕れず
それから海藻だらけとなっている沖のテトラまで移動。
なぜかここにはキクメイシモドキのようなサンゴがあちこちにいる。
ここでは海藻にしがみついていた白いタツノオトシゴを発見。
海藻は茶色のホンダワラなのに、なぜに白・・??
ワツナギソウのメタリックブルー&メタリックグリーンを見つけたけど
細切れてしまい採取は断念。
寒さも限界になってきたので10時半には海を上がりシャワー&着替え。
広大なビーチは人で埋め尽くされていました
帰りにいつも行く漁港により海水を汲んでる間、
嫁さまは車で仮眠。
コシマガリモエビの採取をして
きれいなワツナギソウも発見したので汗だくになり獲りました。
シャワーでさっぱりの体も元どうり(笑)
家にかえってさっそく水槽に入れてみました~
これが「ワツナギソウ」です
実物はもっとメタリックです。
上からみるともっと全身がメタリックです。
弱い海藻やからすぐ溶けるかな~・・
でも、あの「ユカリ」が長期維持できているので期待。
これは良く解らん海藻です。
葉は意外としっかりしているので維持できそうな予感もあり 。
これが「ユカリ」
採ってきても採ってきても数時間で溶けていた海藻ですが
黒土水槽にしてからオドロキの変化。
長期維持できており成長は遅いものの活着はしてます 。
これはオークションで買った海藻。
コケイワズタ?ヒメツダ?珍種海藻と記載されていましたが、
届いて見ると・・あれ?これホソジュズモ??
硬さも形もに似ていましたが、成長するにしたがって先の枝分かれがあり
図鑑やネットで検索をかけてみましたが全く分からず。
なかなか繊細な枝分かれが綺麗です 。
これは「ミル」ですね~
今日行った海にもたくさんいた海藻です。
ミドリコノハガイ?やったかな(ウミウシのなかま)が繁殖中です。
タマゴ産んだところ 。
ヘライワズタと、ウミブドウは排除しているので
今回はなかなか海藻で埋め尽くされません 。