レーン・宮沢事件~もうひとつの12月8日 [DVD]/ビデオプレス

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深夜に紹介した
0:40~(火曜深夜)に「兄はスパイじゃない~北大生の 妹73年の苦闘」放送!
台風状況の番組で中止になりましたが、この番組は再放送でした。
舞台は今日地震が起きた北海道。震度5弱の地震

いつも洋画など貴重な動画をご紹介くださる洋画に用がありさま
が記事にして動画も紹介してくださいました。

1941年に発生した軍機保護法違反罪の冤罪(えんざい)事件。
国防意識を高めるため、特高警察が仕組んだ典型的なでっち上げ事件。
今後秘密保護法案が施行されたらこういう事件が起きる可能性もおきないよう、
この事件を知っておいてほしいです。

「宮澤・レーン事件」をご存知ですか?左矢印詳細はリンク先でご覧ください。






「宮澤・レーン事件」は、正式には「宮澤弘幸・レーン夫婦軍機保護法違反冤罪事件」
と呼ばれ太平洋戦争が開戦した1941年12月8日に当時、北海道帝国大学2年生の
宮澤弘幸さんが軍機保護法違反で逮捕され、懲役15年の実刑判決を宣告され
宮澤さんは、取調べ中の拷問と過酷な服役生活で結核になり、敗戦後、
釈放されたが、27歳の若さで亡くなってます


逮捕容疑は「樺太に旅したときに偶然見かけた根室の海軍飛行場を、友人の
レーン夫婦に話した」というささいなことです。

軍機保護法は、1899年7月に公布、1937年には改正軍機保護法が成立。

軍機保護法は、軍事上の秘密を保護することを目的としており、
その立法目的等に照らし、安倍内閣が今臨時国会での成立を狙っている
特定秘密保護法案と同じ内容と法構造です。

 軍機保護法は、1937年に大幅改正され、立法目的である軍事上の秘密の探知、
収集、漏洩の範囲が拡大され、「戦局の緊迫化とともに、
『観光でたまたま写した風景に軍事施設が写っていた』というような軽微な
理由で、次々と一般市民が逮捕される事態になったそうです(10月14日付東京新聞)

秘密保護法と全く同じです、改正は簡単に行われます。

裁判は容疑事実の「秘密」は法廷で一切明らかにされず、非公開、判決文も破棄されるか、
伏せ字だらけとまさに、暗黒裁判。

この事件を明らかにしたのは弁護士の上田誠吉さん。
凄い方のようです左矢印
悲劇はなぜ起こったのか。一審判決などの裁判記録が消えている中で
、上田誠吉弁護士の真実究明の旅は執拗に続く…

ある北大生の受難―国家秘密法の爪痕/花伝社

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こういう事がまた行われるおそれは国民の多くが知ることで防げます。
監視し暴くのはこちら側がしなければです。

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