以前もアメリカの良心☆という記事で

実際にイラク戦争に赴いた元アメリカ兵たちが
「NATO(実質アメリカ軍)こそがテロリスト」と気づき、
一人ずつステージに立って、従軍メダルを返す理由を
述べる動画☆を紹介してます



そしていま話題の動画が
イラク戦争から帰った米兵による『衝撃の告白』これが戦争の真実なのか?

本当の敵はアメリカにいたと。
得るものが無いなんてものじゃないと叫んでます。

テロリストたちが相手だと聞かされていた。
実際のテロリストが自分たちであって、この占領事態がテロそのものだと
悟りました。


戦争は無名の市民、そして兵士の血が無慈悲に流されます。
戦争というのは突然となりにいる人や親しい人が血の肉片となる恐怖だと
イラクの人が語ってました。

何一つ綺麗事など何もありません、阿修羅のごとしです。

祖国を守るのではなく権力者や企業を守るための戦争、
彼らは決して戦場にはいきません。



先日反戦歌を紹介しましたが、ロック界だけではなく、クラシック界
にも多くの反戦の思い込めて演奏したり作曲したりする方がいます。

いまのクラシック界の人が政治に対して沈黙?な気も^^;;

戦争が吹き荒れた時代に音楽家たちも亡命したり、無関係ではいられませんでした。

20世紀最大のチェリストともいわれるパブロ・カザルスは、
故国スペインのフランコ独裁に反対して、フランコ政権を認める国
では演奏しないと宣言、事実上演奏活動を封印してしまいました
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)/TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)

¥2,500

また2006年6月サントリーホールでイラク戦争の時反対を表明した
大好きなポーランドのピアニスト音譜ツィメルマン
(当ブログ記事はこちらに)
はコンサートの途中で日本語でスピーチを!

スピーチ一部実際はもっと長いそうです。


「日本は30年来の友人であり、日本のみなさんを友人だと思うから
こそ言わなければならないことがある。

3年前のイラク戦争への加担は、日本の国際的な名声を傷つけ、
日本の政治家と日本人にとって不名誉なことです。

しかし、戦争への加担は、必ずしも日本国内で十分協議されたもので
はないと聞いています。少なからぬ日本人が戦争に反対していること
に敬意を表したいと思います。私はきょうの演奏を、そのような方々に捧げます」


演奏された葬送ソナタが鳥肌モノの名演だったそうです。
この動画は若い時です。



この時批判もありましたが、彼の指摘通り日本はこの時もう一線を超えたんです。
この時にもう自衛隊員は傷つき、隠蔽もされてたんですから。
当ブログ記事右矢印事故を隠ぺいされた元自衛隊員の告発★
集団的自衛権の行使」の行く先にあるもの


ほかにも
戦火の極限地帯の中ショスタコーヴィチの交響曲第七番を演奏する人たちがいた!
なぜそこまでして? 何のために? 平和を愛するすべての人に贈る、
驚愕と感動の記録!

戦火のシンフォニー: レニングラード封鎖345日目の真実/新潮社

¥1,944

あじさい有名な武満徹さん「死んだ男の残したものは」


クローバーブリテンの戦争レクイエムは本来、歌詞はラテン語の典礼文のみであるはずの
レクイエムに、第1次世界大戦で従軍し戦死したイギリスの詩人オーウェンの反戦詩
を挿入した衝撃的作品です。詩を書いたオーウェンは第1次世界大戦中に
戦線で倒れたイギリスの詩人、25歳で天国へ、

「オーウェンは一滴の涙もこぼさずに、この戦争のあわれさを見つめた詩人だった」と。

家畜のように死んでゆく兵士たちに どんな弔鐘があるというのか?
ただ鉄砲の恐ろしい怒りのみ。

どもるような音を立てる小銃の速射する騒音のみが 
彼らのあわただしい祈りを早口に唱えてくれるのだ。




この曲が作られたのが1962年、今年がそれから半世紀
第一次世界大戦から100年、意味深い作品です。

詳細はこちらで☆

ブリテンについてはこちらで☆スペインの根っからの
反戦主義者というか平和主義者だったそうです


ブリテン:戦争レクイエム~コヴェントリー大聖堂、初演50年記念演奏会[DVD]/ナクソス・ジャパン

¥4,104
Amazon.co.jp

いま右も左も、ロックも演歌もクラシック界のひともみな戦争反対
自由と平和と愛を守るため声を上げるべきだと思います。
戦争は芸術も抑圧します。関係ない人はいません。

ペタしてね