タイトルの

静岡県知事に


『4万円ください』

と知事より直接言われることは、勿論ありません。

でも1人あたり約4万円の税金を使って

図書館新設の計画があったのは本当です。

手塚治の描いた仏の事業は記事ラストにあります。


静岡市草薙という場所に

老朽化した図書館があります。

この建替え案として

東静岡という

投資用マンションや富裕層が多く集まるエリアに

ホテルやレストランなど

民間企業を誘致し

図書館が入る施設を作ってもらおうと

計画したのは本当です。

ところが

公募の甲斐なく

企業が集まらなかったところから

迷走し始めます。

270億円の税金を投入し

先に商業施設を作れば

後から民間企業が入り

相乗効果で

年間100万人の利用者が見込まれる

文化施設が出来ると

知事は考えたのです。

当然、最大会派の自民から反発を受け

多くの有識者からも難色を示され

時運悪く、

(私にはラッキー)

ご自身の乱暴な物言いが物議を醸してしまったこともあり

270億円の巨大な文化施設案は

白紙!!

私の税金4万円分は守られたのです。

図書館を作るな、とは言いません。

ただ静岡市内だけでもにはすでに20程の図書館があり

感覚でいうと車で10分、自転車で15分や20分もあれば

誰でも

どこかしらの図書館が利用できるほど

既にあちこちに作られています。

270億円を使ってまで

図書館を待ち望んでいる人はそういないのです。

知り合いの建設業を営む方からしたら

図書館となる建物は

40億もあれば

十分な広さの立派なものが出来る

270億円は高過ぎる。

と仰っておりました。

県の公募にも関わらず

企業が集まらなかったのは

近隣にある商業施設

(地元民であれば名の知れたマークイズ)

客の取り合いは必須。

しかもそのマークイズも繁盛しているとは言い難く

民間企業にとって

メリットのある場所とは考えずらいのです。

話を税金に戻せば

もし手元に4万円があれば、

図書館に行かなくても

読みたい本は買えます。

図書館はキックバックが望めませんし

人件費、光熱費、維持費などの経費は

270億円に含まれない点も

忘れてはいけません。

270億円を使うなら

南海トラフ地震に備え

堤防や防災に

人命をかけた事業や

他の助けを求める声に使ってください。


宣言された通り今年も仏の川勝知事

柔軟な撤退に感謝です。

もし私たちの血税を

このまま意地をはり

望んでない公共施設に

無駄遣いをされるトップならば

次の選挙

出馬されても

川勝知事に1票を投じるのは難しいところでした。

川勝知事は

防災に関して普段から

職員にも

ご自身にも厳しく

訓練は他県ではあり得ないほど

頻繁に行う事で有名なくらい

意識が高い方です。


防災に尽力され

加えて

リニア開通問題では

大井川流域の生活水を守ってくださっている点で

私個人としては深く感謝をしております。

これからも大井川流域の住民や

地元企業を

JRから守って頂ければと思います。


仏の川勝知事

仏とは

弟子に厳格であり

民は正しく導き

悪業には

仁王の如く

厳しい人のことをいいます。

仁王は仏の化身であり

 

怒らない・優しいだけの人ではありません。

仏の拠点は

富裕層の財力をうまく利用する

機転も持ち合わせています。

 

庶民の4万より、

 

お金持ちの4000万を使うような世界が希望です、笑

私の住む静岡が

より良い場所になるよう

願っております。