スーパーに行くと、パスタソースの棚が空っぽですびっくり

 

自粛生活で、パスタが人気メニューになっているのですね。

 

通常7分茹でるパスタ

 

たっぷりのお水を沸騰させるのも中々の燃費がかかります。

 

茹で時間7分って結構長いし。

 

茹で時間を1分、更に茹でるお湯も半分以下に抑える技。

 

通常のパスタを

 

水に漬けるだけ。

 

2時間ほど放置すると、紐のように柔らかくなります。

色も白くなりますが、茹でるときれいな黄色に戻るので大丈夫☆

 

後は、熱湯で1~2分茹でると

モチモチのパスタの完成。

 

(私は、この下準備の状態のまま茹でますが問題ないです。

 

お水少なく見えますが、ちゃんと茹であがりますウインク)

 

通常の7分茹でるより、食感が生めんみたいで好きです。

 

 

出かける前に用意しておけば、食事の準備がすごく楽!是非☆

 

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人気ブロガーさんが

 

健康のためか、

 

1日4Lの水を苦しそうに飲んでいる記事を見つけてしまい

 

有名人が、半休中の私のブログを読むとは思えませんが

 

真似をする人も世の中にはいるかもしれないので

 

実際、人はどのくらいの水を飲めばいいのかを書いてみようと思います。

 

まず、私が、そのブロガーさんの記事で違和感を感じたのは

 

『排尿で出てくるのは、今飲んだものじゃなくて、古いもの。』

 

『1日1L飲むと、排出に4週間後』

 

『1日2L飲むと、排出に2週間後』

 

『1日4L飲むと、排出に1週間後』

 

といった、ところてん式に水が排出されるイメージ。

 

学生のころから、解剖学や生理学が好きだった私がまず思った事。

 

人の循環器はそんなに単純じゃないってこと!

 

そして、透析治療などに当てはめたとき、矛盾が生じるんですね。

 

ブロガーさんが信じたソースがどこなのかは不明ですが、

 

苦しそうに4Lの水を飲んでいる姿が

 

ちょっとした拷問にみえてしまったのです。

 

フィジカルトレーナーである私とて、トレーニングにいそしむお客様に

 

4Lの水分補給はすすめないです。

 

そして、以前、私のお客様が

 

献血って身体に良いらしいですね。と言ってきた時と同じくらいの

 

拒否反応があったのです。

 

客 「血液って体の中にずっと入っているから

 

献血で抜いてあげると、新しい血液が作られるから

 

定期的に抜く方がいいんでしょ!?

 

と帰り際に言われた時と同じ拒否反応です。

 

 「トレーニング直後に献血するつもりですか?!

 

危ないからやめてくださいガーン

 

と彼を引き留めて

 

血液は常に新しく作り替えられている事。

 

不純物は尿として排出されること。(尿は血液から作られる)

 

おしっこを作り出す腎臓は、血液をきれいにするろ過装置であることを説明した覚えがあります。

 

特に彼は、アスリート顔負けのハードに筋トレをするタイプであり

 

更に、減量中だったことも重なり、

 

他人に血液を与えられるほどの体の状態とは言えなかった事も懸念いたしました。

 

勿論、献血は大切で、社会貢献の一つです。

 

安全の範囲と言っても、献血する側にも負担があるので

 

体調やライフスタイルと相談する必要があります。

 

話がずれてしまいましたが、

 

私には、人気ブロガーさんが

 

間違った情報で献血をしようとする私のお客様と重なってしまったのです。

 

で、ずばり、今朝、内科医と、循環器内科にお勤めの二人の医師に

 

体液が全部入れ替わるには、どのくらいかかるのか聞いてみました。

 

医師 「個人差はありますが、大体120日くらいですよ。」

 

『1日4L飲むと、排出に1週間後』 根底から崩れました。

 

そもそも誰が言い出したのでしょう。

 

循環器の働きをお伝えしなければなりません。

 

ちなみに

 

腎臓でろ過する体液の量は、1日で150Lや200L と考えられているそうで

 

その中の1.5Lくらいが尿として捨てられます。

 

私たちの腎臓は、ただ尿を作っているだけでなく

 

不純物を常に取り除き、

 

必要な物は再吸収しながら、体のバランスを一定に保ってくれているのですね。

 

血圧をコントロールするレニンというホルモンも

 

腎臓で作られていたかと思います。

 

飲んだら出る、という一方通行の図式は、少し単純すぎる構造だよ、と

 

伝われば幸いです。

 

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では健康な人に、食事からとれる水分(お味噌汁や果物等)に加えて

 

医師が進める飲料の量は

 

コップ200mlで例えると7~8杯くらいが平均的な意見です。

 

2時間に1杯、水分摂取をするイメージを持つと

 

無理なく飲める量ではないでしょうか。

 

1日のトータルした水分摂取量は

 

食事からとれる水分も合わせると、

 

個人差はありますが、

 

1日で2~3リットル前後くらいを摂取している事になります。

 

体格がよく、汗をたくさん掻く環境に置かれる人は

 

食事から取れる水分に加えて

 

4Lの水をあえて飲むのも必要かもしれません。

 

でも

 

通常4Lの水を飲もうとすると

 

身体が受け付けなく

 

苦しい、と感じるはずです。

 

それはそうです。

 

だって体にとってそんなに必要ないのですからえーん

 

無理に飲んだとしても

 

健康に問題がなければ、トイレが近くなるだけで済みますけど。

 

4Lという量は

 

私なら、お腹を下す量です。(経験上、処理できない。)

 

4L飲んでも健康に害がない人もいるのも事実。

 

結論は、私みたいな体質は除いて

 

飲みたい人は飲んでもいいけれど

 

必要以上は、トイレが近くなって、無駄になるだけ。

 

苦しい思いをしてまで飲むのは勧めない、・・・これが私なりの答えです。

 

 

それから、お水ばっかり飲む人で、

 

この時期ちょっと怖いのは、

 

夏に近づいて、汗をかくようになります。

 

汗をかくのだから、お水4リットルは必要なのでは?

 

と考える方もいらっしゃるかも。

 

4Lも汗をかくかな?という疑問はありますが、

 

大事なのはミネラルバランス。

 

汗の中には、健康に大切なミネラルも一緒に排出されます。

 

そのような状況下で

 

水を4L飲むとします。

 

暑くて喉が渇いているなら、短時間でグビグビ飲めるでしょう。

 

そうすると、

 

普段の食事のバランスにもよりますが

 

ナトリウムを含むミネラルが不足した状態で、

 

水だけが大量に入ってくる。

 

ナトリウムが薄い体液が作られると

 

低ナトリウム血症という

 

血液のバランスを失った状態に繋がります。

 

そうすると、めまいや頭痛、むくみなどの症状が現れる事も。

 

夏の番組で、

 

熱中症予防に経口補水液を勧めたり

 

お風呂上りにスポーツ飲料を勧めたり

 

お水だけたくさん飲むとかえって危ないですよ~と警告するのは

 

体液の成分濃度が大事だから。

 

だからといって、経口補水液だったら4L飲んでよいという話でもないですけどね。