小学生を2人も連れているのに、全くイライラしている素振りはなく、
ちゃんとお化粧をして、スカートを履いており、
「かおりさ~ん」
と声をかけられ…( ̄□ ̄;)
彼女を尊敬の眼差しで見つつ、
我が身を深く反省しました…(;^ω^A
子どもが保育園や小学校低学年だった頃、ワタシはやたらとイライラしていた気がします。
特に夏休みは「暑い!」というだけで、腹を立て、夏休みが長すぎることに愚痴を言い、やり場のない苛立ちで勝手に疲れていた気がします。
なんかサイアクな母だな(苦笑)。
よく子ども達がグレなかったと思います。
それにしても、なんであんなにイライラしてたんだろう…
今となっては、我ながら不思議な気さえします。
そう言えば、今回の広島への旅行で
このお店は人気店らしく、待つのは当たり前。
更に、お好み焼きは、注文してから焼けるまでにも時間がかかりますよね。
お腹が空いているのに待つのって、大人でも大変なのに、小さい子どもが退屈するのは当然だと思います。
ワタシたちのテーブルの後ろの席が空いて、ようやく席についた親子連れ。
3歳か、4歳ぐらいのお兄ちゃんは、グズグズ言うこともなく、待っていました。
…でも、きっと退屈だったんでしょう。
椅子から下りて、好奇心いっぱいの目で店内を見回していました。
そのたびに両親が揃って
「○○君、座って!」
「ちゃんと大人しく待ってて!」
「パチンするよ!」
と怖い声で叱責するんですよね~
妹の方も退屈してきたのか、椅子から下りてしまったのですが、
「ほら、○○君の真似するでしょ!」
とまた叱られ…。
お店の中を走り回ったり、大声で喚いたりしたら迷惑だし危ないけど、
両親のいるテーブルから離れず、ただお店を見回しているだけだから、全然迷惑じゃないのにな…
と思いました。
そして、たぶん、
ワタシも子ども達があれぐらいの年の頃、あんな風に(いや、もっとキツかったかも)怒ってばかりで、
子どもを正そうとしてばかりいたんだろうと思いました。
必要以上に、
「子どもが迷惑をかけたらいけない!」
と思い、些細なことにイラついていたのは、
結局のところ、
「躾ができていない母親」
とワタシ自身が見られるのが嫌だったのかなと、今頃になってわかる(苦笑)。
子どもが今どんな気持ちでいるのか?
何を見ているのか?
…なんて、全く想像すらしてなかったと思います。
月日は流れ、子ども達はすっかり成長し、
娘には、ことあるごとに
「お母さん、声が大きい!」
などと注意される始末(ー ー;)。
幼い子どもにイライラしている若いお母さんに、かつての自分を見ています。
離れたところから冷静に見ると、よその子なのに子どもの気持ちがわかったり、
「迷惑なんかかかってないから、そんなに気にしなくていいのに…」
と思ったり。
でも、毎日毎日、
一人で寝ることも、一人でお風呂に入ることもできず、ゆっくり食事を味わうこともできず…クタクタになっていれば、
子どもの気持ちを慮れなかったり、何を見ているか想像できなかったりして当たり前。
だから、イライラして怒ってばかりいる自分を、必要以上に責めないで欲しいな…と思います。
八つ当たりしたり、怒り過ぎちゃったら、謝ればいい。
子どもは許してくれます(たぶん)。
そして、一人でゆっくりとお風呂に入り、手足を伸ばして一人で眠れる日は、思いの外早くやってきます。
子どもが小さい頃は、全然子育てが楽しめなくて、辛いばかりだったワタシは、
「母親として、何かが欠落しているんじゃないか?」
と不安にかられたけど、
今は生意気になった子どもたちに腹を立てながらも、
残り少なくなった共に過ごす時間を、結構楽しめています。
さあ、夏休み残り半月!!
がんばりましょう!!!