「夏休みなんか、なくなればいい!」とイラついている貴女へ | 幸せなんて自分しだい

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コミュニケーション(コーチング、ファシリテーション、アサーティブ)の研修講師をしています。
ずっとほったらかしだったブログ。気楽に日々の気づきを綴っていこうかなと思います。

夏休みも残り半月ほどになりました。

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今日、昼まで寝ていた娘(中1)とワタシの昼ご飯を買いにホカ弁へ向かう途中で、ワタシよりかなり年若いママ友に会いました。

小学生を2人も連れているのに、全くイライラしている素振りはなく、

ちゃんとお化粧をして、スカートを履いており、
「かおりさ~んラブラブ
と声をかけられ…( ̄□ ̄;)

彼女を尊敬の眼差しで見つつ、
我が身を深く反省しました…(;^ω^A


子どもが保育園や小学校低学年だった頃、ワタシはやたらとイライラしていた気がします。

特に夏休みは「暑い!」というだけで、腹を立て、夏休みが長すぎることに愚痴を言い、やり場のない苛立ちで勝手に疲れていた気がします。

なんかサイアクな母だな(苦笑)。

よく子ども達がグレなかったと思います。

それにしても、なんであんなにイライラしてたんだろう…

今となっては、我ながら不思議な気さえします。

そう言えば、今回の広島への旅行で

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お好み焼きを食べに行ったのですが、その時に幼児を2人連れた若いご夫婦が、ワタシたちの後ろのテーブルにつきました。

このお店は人気店らしく、待つのは当たり前。

更に、お好み焼きは、注文してから焼けるまでにも時間がかかりますよね。

お腹が空いているのに待つのって、大人でも大変なのに、小さい子どもが退屈するのは当然だと思います。

ワタシたちのテーブルの後ろの席が空いて、ようやく席についた親子連れ。

3歳か、4歳ぐらいのお兄ちゃんは、グズグズ言うこともなく、待っていました。

…でも、きっと退屈だったんでしょう。

椅子から下りて、好奇心いっぱいの目で店内を見回していました。

そのたびに両親が揃って
「○○君、座って!」
「ちゃんと大人しく待ってて!」
「パチンするよ!」
と怖い声で叱責するんですよね~汗

妹の方も退屈してきたのか、椅子から下りてしまったのですが、
「ほら、○○君の真似するでしょ!」
とまた叱られ…。

お店の中を走り回ったり、大声で喚いたりしたら迷惑だし危ないけど、
 
両親のいるテーブルから離れず、ただお店を見回しているだけだから、全然迷惑じゃないのにな…

と思いました。

そして、たぶん、

ワタシも子ども達があれぐらいの年の頃、あんな風に(いや、もっとキツかったかも)怒ってばかりで、

子どもを正そうとしてばかりいたんだろうと思いました。


必要以上に、
「子どもが迷惑をかけたらいけない!」
と思い、些細なことにイラついていたのは、

結局のところ、
「躾ができていない母親」
とワタシ自身が見られるのが嫌だったのかなと、今頃になってわかる(苦笑)。


子どもが今どんな気持ちでいるのか?
何を見ているのか?

…なんて、全く想像すらしてなかったと思います。


月日は流れ、子ども達はすっかり成長し、

娘には、ことあるごとに
「お母さん、声が大きい!」
などと注意される始末(ー ー;)。

幼い子どもにイライラしている若いお母さんに、かつての自分を見ています。

離れたところから冷静に見ると、よその子なのに子どもの気持ちがわかったり、

「迷惑なんかかかってないから、そんなに気にしなくていいのに…」
と思ったり。


でも、毎日毎日、

一人で寝ることも、一人でお風呂に入ることもできず、ゆっくり食事を味わうこともできず…クタクタになっていれば、

子どもの気持ちを慮れなかったり、何を見ているか想像できなかったりして当たり前。

だから、イライラして怒ってばかりいる自分を、必要以上に責めないで欲しいな…と思います。

八つ当たりしたり、怒り過ぎちゃったら、謝ればいい。

子どもは許してくれます(たぶん汗)。

そして、一人でゆっくりとお風呂に入り、手足を伸ばして一人で眠れる日は、思いの外早くやってきます。

子どもが小さい頃は、全然子育てが楽しめなくて、辛いばかりだったワタシは、
「母親として、何かが欠落しているんじゃないか?」
と不安にかられたけど、

今は生意気になった子どもたちに腹を立てながらも、

残り少なくなった共に過ごす時間を、結構楽しめています。


さあ、夏休み残り半月!!

がんばりましょう!!!