叔母(母の妹)が認知症かも??ということで、「物忘れ外来」を受診しました。
TVの健康番組で「認知症チェック」なんていうコーナーを見たことがありますが、同じようなテストが行われました。
絵の描かれた3枚のカードを見せた後に別の話題を挟み、
その後「さっき見せたカードには何の絵が描かれてましたか?」と質問をされたり、腕時計を見せて「何時何分?」
それもまた、後になって「さっきの腕時計は何時何分でしたか?」と。
叔母はヒントを出せば答えられる時と、全く答えられない時がありました。
新しい記憶を司る「海馬」の働きがだいぶ衰えてしまっているようです。
その後、尿検査、血液検査、MRI検査などをして、1週間後に再診。
結果は、アルツハイマー型認知症の初期でした。
叔母はこのところの自分自身の物忘れの酷さに戸惑っていたようでしたので、病気だとわかったために、少しほっとした様子でした。
病気であることを知らせてもらった方が本人は気持ちが楽になるのでしょうね。
昔は、例えば、癌ということを本人に告知するかしないか、大きな問題としていた頃もありましたが、今は通常は本人に告知するようになってきています。
自分の病気をきちんと知ることで、自分の病気と向き合い、これから先どうやって病気と折り合いをつけて生活していくか、どんな治療法を選んでいくのか。
または、治療はしない、という選択肢もあります。
余命宣告をされた場合には、しておきたいこと、会っておきたい人、行っておきたい場所、それらを熟しながら時間を無駄なく使いたいと思うことでしょう。
叔母の場合も、まだ記憶があるうちに、やっておきたいこと、行っておきたい所もあるでしょう。
これから先、何年間になるかわかりませんが、私がしっかりサポートしていかなければ、と身の引き締まる思いをしています。
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