MT-09 クラッチを軽くする方法 | すぎやんのブログ

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バイクを愛するリターンライダーの日記です。

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MT-09のクラッチはワイヤー式でそれほど重くはないのですが、長距離ツーリングや渋滞ではクラッチを握る左手が疲れます。
ミンカラで投稿されていたある記事を参考に対策を実施しました。

クラッチプルレバーをMT-07用の純正品に交換します。


まずは現状把握、



中指1本ではクラッチを握れますが小指では握ることができません。




クラッチプルレバーはこれ。
プルレバーを長くするとテコの原理でクラッチが軽くなる! 予定です。



MT-07用は長く、段付きの構造になっています。はたしてうまく交換できますか。




プルレバーの根元のスプリングを外し、Cトメワを工具を使って取り外します。




クラッチプルレバーの長さ(軸間)はMT-09が40mm、MT-07用が50mmでした。
単純計算で2割ほどは軽くなりそう。




MT-07用のプルレバーを普通に(UPマークを上に)取り付けると写真のようにクランクケースカバーのボルトに干渉しました。


それで、逆さまに取りつけなおして。


干渉はなくなりました。


しかーし・・・

写真のようにワイヤーの引き出し口とプルレバーの先端が真っ直ぐじゃないのでワイヤーの摺動抵抗が大きくなりそう。


そこで、



ワイヤー引き出し口のブラケットの奥側にワッシャー3枚を噛ませて角度調節



引き出し口からほぼ真っ直ぐになりました。

完成!

軽くなったかチェックを。


小指でもなんとかレバーを引くことが出来るようになりました(^o^)。

普通に握った感触もだいぶ軽くなった感じ。

さっそく試験走行。

クラッチの操作感は問題なし。発進もスムーズです。ちょっとの走行でしたが左手がだいぶ楽になった感じです。

次回のツーリングで疲労感を確認したいと思います。

純正クラッチプルレバーは1500円ほどで購入できるので、
MT-09のクラッチを軽くしたいと考えている方はぜひ検討してみてください。