こんばんはにょんです

 

『君の膵臓をたべたい』住野よる

 

 

 

読み終わりました

以下ネタバレとまではいかなくとも物語を読み終えて思ったことなのでご注意ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は最近間接的にそしてほんの少しだけ死に関わる機会がちょこちょこあります

そんな中こちらの小説を読んで人の死だったり人との関わりについてなんだか思いを巡らせました

 

 

誰にとっても明日という一日の価値は平等で約束されているものではない

余命一年が半年に縮まることもあれば半年を待たずに事件・事故に巻き込まれるかもしれない

健康だと思っていても喉におもちを詰まらせるかもしれないし誰かに突き飛ばされるかもしれない

 

自分の命も誰かの命も保障なんてされてなくて自分や目の前にいる誰かの一秒後は約束なんかされていない

 

 

いつまでもあると思ったものが

いつまでもいると思った人たちが

そこに存在しているのは当たり前じゃなくて

あるということをそこにいるということを選択し続けてくれている人のおかげなんだなと思った

 

 

自分の意思に反することでもそれを受け入れるかは本人次第で結局はそれを選択しているのだなと

 

とてもインパクトのあるタイトルだけれどそれに負けないストーリーだったと思いました

表現の仕方も面白かったしどんどん話に惹きこまれていきました

 

 

良い作品に出会えたな

というのとタイミング的に今読むことが出来て良かったなと思いました