忘れもしない

5月7日

練習&テストを繰り返し非常に調子が良かった

今回もレコード更新できる

体感よりもタイムが良い


その日初のアタック

ニヘアの立ち上がりまで順調に走れた

得意の最終を抜ければ、こりゃ絶対行けると


しかし、上手く行かない時もあるんだ

最終コーナー進入

ブレーキング時の速度はおよそ245㎞

いつも通りの進入のはずが

右のハンドルがパキーン‼️

『折れた』

人間はその瞬間にブレーキを握り込んでしまう生き物。

フロントが滑り、叩きつけられる

終わったと思った

何故か覚悟もあった

なるがままに身を預け

『痛ーんだろなぁ』…なんて思いながら

アスファルト転がり続け…

目を瞑る


ピンクは200㎞でパットに叩きつけられたそうだ

そのクラッシュパットが俺も助けてくれた

ピンクが降ってくると思ってたが


意識は有る

両腕も動く

足は

ちっ、右足首逝ったか⁉️


頭を守ってくれたSHOEI様

身体のダメージを最大限少なくしてくれたのはHYODツナギのお陰な訳で


こいつはあの時のままです


数々の思い出と記録を残せたこのツナギ







ここ一発の時は何故かタイムが出せたツナギ

もう、何年愛用しただろう

良い思い出しかなかったツナギだった


流石にもう限界かな

直せないよな


物を協賛して頂いて走る者としてはこのままでは走れないし、こいつは引退かな


なんか寂しいや