【アンケート】
福島原発事故あなたは避難する?
【対象】
東日本在住者限定
【期間】
2011年9月8日~2012年2月24日
【総回答者】
162名
【5つの選択肢】
・避難しない22件(13.6%)
・避難したいが、できない66件 (40.7%)
・避難区域になれば避難する12件(7.4%)
・母子のみ避難した35件(21.6%)
・家族全員で避難した27件(16.7%)
【個人的感想】
つまり私のブログを読んでくださっている読者の10人中、4人は「避難したいが、できない」、2人は「母子のみ避難した」、そして1人ずつ「家族全員で避難した」人、「避難しない」人、「避難区域になれば避難する」人がいる感じです。合計9人、1人少ない…。まあ、いいか。
避難したか、しないか。結果だけで見ると読者の6割は避難せず、4割が避難しています。
4割も避難しているというのは、インターネットでのアンケートならではというか、やはり情報収集手段としてインターネットの有無は避難の明暗を分けたと思います。
個別の選択肢について見ていきます。
1位は「避難したいが、できない」でした。投票全体の4割を占めています。
実は、昨年9月のアンケート開始時には、この選択肢の投票が一番少なく、私は「この選択肢を書く必要はなかったかも」と思っていました。しかし、原発事故の被害が深刻であることが日々だんだんとわかるにつれて、あれよあれよという間に増え11月にトップになり、その後も投票を伸ばして圧倒的な回答数となりました。
2位は「母子のみ避難した」で、避難者のほとんどがこのパターンです。母子避難をさらに2つに分けることができます。御主人が避難に理解があるかないかでです。つまり御主人の支援がある人と、御主人と決別して避難した人にです。福島第一原発事故さえなければ…そう思うと、辛いです。
3位は「家族全員で避難した」ちなみに私個人がいままでお会いした避難者は300名以上いますが、その9割は母子避難でした。会う場所は主に避難者の会なので、家族全員で避難した場合は、避難者の会にはあまりでないのかもしれません。その分、インターネットで交流しているという感じなのでしょうか。
4位は「避難しない」で、アンケート開始時には1位でした。おお、みんな強者なんだなと思っていたら、深刻さが明らかになるにつれて、だんだんと投票者が減り、順位を下げていきました。
5位は「避難区域になれば避難する」で、避難区域の縮小議論が報道され始めてから、ほとんど投票されませんでした。
【感謝】
投票していただき、ありがとうございました。ちなみに、下記のリンクから各投票者の投票理由をみることができます。
【新アンケート】
福島第一原発事故後のあなたの食卓は?