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智歌のブログ

シンガーソングライターの智歌です。

こんばんは。

シンガーソングライターの智歌です。

 


ブログを書くのは今年のワンマンライブぶり。

まずログインのIDもパスワードも忘れてしまっててんやわんやしておりました。笑

 


前はライブが終わるたびに書いていたんですが、私は一度書き始めると熱くなって、気づいたら毎回超長文になっているので、ブログを書くのに相当な体力と気力を要するので、なかなか重い腰が上がらなくてショボーン

 


それに、文字にしてまとめてしまうと、なんだかそれが「終わった」気がしてものすごく寂しくなってしまうのです。



でもちゃんと形に残しておきたいという気持ちもあり、いつもライブとか自分の中で何かイベントが終わるたびに葛藤しております。



宝物のような時間をこっそりとしまって大事にしたくもなりますが、やっぱりその宝物を誰かに見せたい気もしたり。


…何が言いたいんだかわからなくなってきましたね笑


 

さて、そうやってウダウダ言ってるうちに、もう一週間以上が経ってしまいましたが、

6月22日㈯、ひまわり広場で手をつなごうさんにて、画家の水口千旗さんとの共同企画「PASSION」を無事に開催いたしました。


お越し下さった皆様、大変にありがとうございましたキラキラキラキラチュー



水口さんは今年のワンマンライブ「生きているということ」でも「舞月夜」という曲でイラストとのコラボをしたり、フライヤーを描いて頂いたりもしました。

詳しくはそのワンマンライブの記事をご覧くださいませ音譜

↓↓

「生きているということ」

 

この時初めて自分の曲が水口さんのイラストによって、更に壮大でファンタジーな作品として視覚化され、すごく感動して、

水口さん自身もこういう作品を作るのは初めてだったので、これをきっかけにお互いに「表現にかける情熱スイッチ」みたいなものが入りましたメラメラ

 


そこでワンマンライブが終わってすぐに「もっとがっつりコラボしようぜ!!」という話になり、まずはワンマンでコラボした「舞月夜」を絵本化することが決まりました照れ

 


そして、「何か2人で企画をやろう!」となったんですが、最初は水口さんがメインで、水口さんの作品の展示をメインとした「個展+α(ライブ)」のような形でやろうかという話だったのですが、

「それだけじゃつまらん、もっと色々盛り込もうぜ!」となり、最初は私が半ば強引に(笑)「ライブペインティングをやろう!」と言い出しましたイヒ


 

普段日本画をメインに描いていて、繊細で美しい絵を描いている水口さんなので、かなり迷いや葛藤があったようでしたが、「きっとこれを機に新しい表現の世界が開けると思うよ!!」と私が背中を押しまくり(笑)、ライブペインティングをやることが決定しました。

 

 

不思議なんですが、私は誰かと繋がったり出逢った時に、頭の中にパァ~っとイメージが浮かぶことがあるのです。

 

水口さんと3年前くらいに出逢って、画家さんであることを知った時に、様々なコラボをしているイメージがパァ〜っとあれこれ浮かびました。

 


その時はそんなにお互いのことを知らなかったですし、というか、最初のきっかけがyoutubeで水口さんがたまたま私の曲を聴いて気に入って下さって、SNSで繋がったというだけでしたし、そもそも京都在住なのでコラボなんて無理な話だろうと思っていました。

 


でも、その出逢った1年後くらいの去年のワンマンライブで、フライヤーや3rdシングルの盤面デザインをしてくださったり、

今年のワンマンでは映像作品となったり、また4thシングルの盤面にもそれを使わせて頂いたり、いつの間にかあの時に自分の中で湧いていたイメージが一つ一つ、着実に現実のものになっていきました。

 

 

で、話は戻りますが、「もう思い浮かんだことはどんどん形にしよう」と思い、それから行動力がぐーん!と上がってきました。

 


今年のワンマンライブで「表現にかける情熱スイッチ」が入り、今回の企画ではその情熱をバチバチぶつかり合わせようぜ!戦おうぜ!(実際はもっと穏やかな会話でしたけどね笑)ということで企画のタイトルも「PASSION」になりました。

 


これは私が4月に京都に行った時に、ついでに企画のフライヤーの写真を撮ろう!となって、着物を着て嵐山の結構な山道を歩き回り笑、「PASSION」な感じの背景やポーズを模索して完成したものです。


後から水口さんに写真を加工してもらって、「PASSION」の文字と胸に熱く灯る情熱の炎を描いてもらいました(これは水口さんのアイディア)。

「舞月夜」のタイトルの文字の時そうでしたが、(これ↓)
私はやたらと字にこだわりたがる癖があるようで、このPASSIONという字もなかなかすぐにグッと来なくて、「もっとザザザ!って感じが欲しいのよ!」とか言って何度も書き直してもらいました笑



ちなみに他にもたくさん撮りましたが、こちらがボツ写真のうちの一枚笑

自分なりに勇敢に戦う侍!みたいな感じで表現してみたんですが…すごく弱そうイヒ




前後関係はちょっと忘れましたが(笑)、ちょうど企画のタイトルが決まったタイミングくらいに「PASSION」という曲が産まれました。


これは今敏監督の「千年女優」という作品を観て、主人公がひたすらに好きな人を追って走るように生きている姿が、すごく自分自身の表現に対する姿勢と重なるものがありすごく感動して、自然に湧き上がってきたものをそのまま曲にしたような感覚でした。


 

ちなみに、映画には平沢進さんの曲が使われていたんですが、それから平沢進さんにハマりました照れ(企画当日の休憩中のBGMは私が選曲した平沢さんの曲でしたひらめき電球

 


その「PASSION」という曲は、時を超えた「永遠の愛」をストーリーとして描いたものですが、私の表現に対する尽きることのない情熱、永遠の愛も共に詠み込みました。

 


この「PASSION」という曲をこの企画「PASSION」のテーマソングとし、この曲でまた水口さんのイラストとコラボをすることが決まりましたキラキラ

 

 

・・・なんだか企画に至るまでの話で語りすぎましたね。

ほらね、毎回こんなんだから、ブログを書くのが億劫になるんですよ笑


ブログではなく、随筆のようなものだと思ってください笑

 


さて、話は戻り。

私は今回の企画でせっかくだしやりたいことを全部盛り込もう!ということで、普段なかなかやらないカバーや、演技、そして自分のイラストと曲とのコラボもやりましたひらめき電球

 


盛り込むことを決めたはいいけれど、一体本番どうなってしまうんだろうと当日までとても不安でした(笑)

けっこう見切り発車で行動してしまうタイプなんですが、そのくせに心配症だったり、かと思えば「まぁどうにかなるだろう」というすごくテキトーな面もあったり、自分でもよくわからんのです笑イヒ

 

当日はこのような形でお贈りしました。


 

第一部

1、たいようのなる木(智歌イラストとともに)

2、お姫さまになって(   〃    )

3、教室の隅から幸せを

4、ひとつだけ(矢野顕子さんcover)

5、川の流れのように(美空ひばりさんcover)

6、舞月夜(水口さんイラストとともに)

7、群緑の月

8、変わらぬ世界で

 

第二部

9、雨だれ前奏曲(ショパン)(水口さん日本画作品「嵐々渓流」とともに

10、花火の名前(一人芝居)

11、一番きれいな風鈴(一人芝居)

12、ちぐはぐ

13、Samsara

14、Mother Ganges

15、一歩

en1、 ヘッドライト・テールライト(中島みゆきさんcover)

en2、Purana

 


「たいようのなる木」は去年の活動休止中にできて、私自身とても励まされた大切な曲ですキラキラ



音楽から離れて心がぽっかりと穴が空いて、近所の神社のベンチに座って泣いていた時、ふと見上げたら目の前に大きな木があって、その下にアリやミミズや色んな虫がいて、「あぁーみんな生きてるんだなぁ」ってなんだか嬉しくて、感動していたら歌詞やメロディーが浮かびましたキラキラ

MCでも言いましたが、私は自分の絵は決してうまいとは思わないけれど、絵を描くのは歌を歌うのと同じくらい好きなのですチュー


今回10枚ほど初めてのアクリル絵の具で描きました音譜楽しくて仕方がなかったですニコニコ
有り難すぎることに、この絵を絵本化して欲しいというお声をちらほら頂いたので、近々実現したいと思いますキラキラ

4,5曲めには事前にお客様よりリクエストを頂いていたものを歌わせていただきました。何気にこれが一番緊張しました笑イヒ



「舞月夜」は今回絵本となったイラストと共にお贈りしましたキラキラ



自分の曲を絵本にするのは実は私の夢の一つでしたキラキラその夢を叶えてもらって本当に幸せですほっこり

かなりこだわりの詰まった作品となっています照れ
こちらがその絵本↓
水口さんによる「舞月夜」の素晴らしいイラストが全て載っていたり、私が曲について熱くかたっていたり、水口さんによるイラストの解説など、かなり盛り沢山の内容ですキラキラ

こちらは今後もライブ会場の物販にご用意しておりますので、ぜひお手に取ってくださいね音譜

私の宝物です照れ



そうそう、今回物販で限定3枚、全て私の手描きの「PASSION」Tシャツも作りました音譜

ありがたい事に全部お買い上げ頂きました…!

あと、これは売り物ではないですが、今回第一部で着た衣装も自分で描いたものでしたニコニコ(せっかく描いたのに、MCで言うの忘れてた…あーもー!笑)


 

そして第二部の最初に、ショパンの「雨だれ前奏曲」を水口さんの日本画の作品「嵐々渓流」と共にお贈りしましたキラキラ

この作品は水口さんの日本画の作品の中でも私がすごく気に入っている作品で、この絵とコラボしたいなぁとずっと思ってたので、これも形にできて嬉しかったです照れ

元の絵がこちら。

絵についてはよく分からないのですごく主観的なんですが、自分の人生と重なる部分を感じて、初めて見たときにじんわりと心にこの絵が染み込んでくるような感覚があったんです。



ここから水口さんによるライブペインティングがスタート。

ここからが正に「PASSION」で、私は私の表現を、水口さんは水口さんの表現を爆発させ、全力でぶつかり合いましたメラメラ



私は曲の世界観を演技を混ぜながらお届けしました。


中学時代、かなりいじめられていたのに、文化祭で劇の主役に自分で立候補してやったこともありました。


しかもその他の出演者の中に私をいじめてたリーダー格の子がいたのに笑

今思えばそんなよくやってたなと思います笑



当時のことはもうあんまり記憶にないんですが、上履きに「ゴミ」と書かれてボロボロにされてゴミ箱に捨てられていたこと(「教室の隅から幸せを」という曲↓


で当時のことを歌っています)と、文化祭の劇でやたら目立っていたことだけは鮮明に覚えてます。



そんないじめられてる事とか、人からどう思われるかなんてどうでもよくなるくらい、演技をすることとか、お話を作ったり脚本を作るのも昔から好きでした。



高校時代も根暗で割と影で生きてるような人間でしたが、文化祭の劇に出てましたし。脚本作りにも携わったりね。懐かしい。




3年前くらいにここでワンマンライブを開催させて頂いた時も、自分で脚本を書いて長めの一人芝居を2本やったりしました。

あー懐かしい


…まーた脱線しましたイヒ




次第にライブペインティングの方もクライマックスに。


水口さんの語り。

 そして恐らく、皆さん予想外だったであろう、私も人生初のライブペインティングをしました。(すごい緊張した)


最初は「どうしよう?何を描けばいいんだ?」とか「せっかくの素晴らしい絵を台無しにしたらどうしよう」…とか頭であれこれ考えていましたが、途中から何かが内から湧き上がって止まらなくなり、その想いのままに描きました。




セリフを考えてはいたものの、実際本番になると全然違う言葉が溢れてきたりして、その情熱の想いのままに語りました。



「永遠というものなどは、ありません。しかし、美しく儚きものを心から愛し、それを君に伝え、その心の中で生き続けることができるのならば、それが私の幸せなのです。」



「あなたが永遠を望むなら、私はまた何度も生まれ変わり、また君に恋をして、また何度も君を描きましょう。その為に私は言葉を刻み、この命を刻むのです。」



熱く語りながらも客観的に、冷静に自分自身を見てる自分もいて、「自分の中にこんなに燃える想いがあったのか」とその自分が嬉しくなって泣きそうになっていました。



これぞ「PASSION」でした。



ライブペインティングが終わった後、水口さんとのイラストコラボ作品第2弾「PASSION」をお贈りしました。

水口さんの本領発揮!という感じの、疾走感溢れるめちゃくちゃカッコいい世界観が繰り広げられました



横目で見ながら歌っていて、鳥肌が立っていました。正に私がこの曲を作った時に頭の中に映っていたものがくっきりと形になっていて、歌いながらも「うおおおお!」となって、今まで歌ったどの「PASSION」よりもPASSION!!に歌えました。


これも絵本化したいですね照れ

いや、しますよ。有言実行!



最後にアンコール頂いて(頂く気満々だったけど)、中島みゆきさんのカバーで「ヘッドライト・テールライト」を歌わせて頂きましたニコ


これは智歌を名乗る前に本名で活動してた時期によく歌っていた曲でとても想い入れがある曲ですキラキラ


「旅はまだ終わらない」ほんとそうです。


「ゆらゆらと消えゆく先の見えぬこの道を

ただ君を照らさむと 命を燃やす 命を燃やす「PASSION」より)


この先に何があるのかなんて分からない、何の意味があるかなんて分からない。ただひたすらに描きたいから描く。歌いたいから歌う。


その溢れる情熱のままに生きてゆきたい。



昔介護士をしていた時に、沢山の人の色んな人生を知り、色んな生き方を知り、色んな老い方を見て、色んな死に方を見て、「人間いつどうなるか分からない」というのを怖いほど、痛いほど感じた。



一歩先は死かもしれない。

一秒先は死かもしれない。


そんな世界を目の前で見てきて、「後悔しないように生きなさいよ」と色んなおじいちゃん、おばあちゃんから言われて、改めて自分の生き方を見つめ直して、このままじゃダメだと思った。



それが「智歌」としてシンガーソングライターとして歌い始めたきっかけです。


それまでは介護の道を死ぬまで追究していきたいと思っていたし、シンガーソングライターをやっていなければ、ずっとその道を歩んでいたと思う。



遠回りをしたと思う時もあるけれど、あれがなければこれもないし、今ある曲たちは絶対に書けなかったと思う。


今までの人生本当に色んなことがあった。

でもどれか一つが欠けても今ここには行き着くことはできなかったし、今すごく幸せだということは、きっと私はとんでもなく幸せな人生を歩んできたんだと思う。



今までの辛かった時の自分を思いっきり笑わせて、楽しかった自分をもっと笑わせてあげられるような人生を送りたいと最近すごく思う。



また脱線してしまったけれど…

この企画で色んなことに挑戦してみて本当に単純にものすんごく楽しかったてです。


一人ではできないことも、二人なら、三人なら、四人ならできる。



今回音響のサカモトくんや、照明&映像の長岡さんに二月のワンマンに引き続き「智歌プロジェクトチーム(企画当日に何となく思いついた名前)」スタッフとして手伝っていただきました。



私は普段はすごくテキトーなんですが、自分の作品とか、演出にはかなりこだわりが強いので、色々わがままを言ってしまうんですが、それにも嫌な顔一つせず、水口さんもサカモトくんも、長岡さんも、真剣に向き合ってくださって、本当に嬉しかったです。


 

私が「やりたい!」と言ったことに対して力を貸してくれる仲間がいてくれるということ、本当に有難いことだし、幸せなことだと思います。



そして何よりも、ライブに足を運んでくださった皆様お一人お一人、私にとってとても大切な人です。

貴重な時間やお金を使って観に来てくださるのだから、そのお客様にはできる限りの全力でおもてなしをして、楽しんで帰って頂かなければと思っています。


今回、色んなことを盛り込みすぎたというのもあるし、普段やらないことを沢山やったので正直お客様の反応がどうかすごく不安でした。



でも、ライブ中お客さんたちがみんなニコニコしていたし、終わった後も「楽しかった〜!」って言って帰って行かれたので、すごく嬉しかったですキラキラ

「あーやっぱりやってよかったー」って心から思いました。


そして、今回の相棒!(当日思いついた呼び名笑)水口千旗さんの作品や彼自身を知ってもらえたのも私の中ではすごく嬉しかったことでしたキラキラ



彼とは表現者仲間でありながらも、1人のライバルでもあると私は勝手に思っています。私が音楽で表現したくてもなかなかしきれないことを、絵でどーん!と表現されるとものすごく悔しくなります笑



ジャンルは違えど、これからもお互い切磋琢磨してPASSIONをぶつけあっていきたいと思っております。

「またやろう!」という話もしてるので、またどこかで相棒が出てきますので、相棒共々、これからもどうぞよろしくお願い致しますニコニコ 

めちゃくちゃいい写真。やりきった感。



お互い初めてのライブペインティング作品。

見にくいけど一番上に「PASSION」と書きました。



企画が終わった後に、みんなで軽く飲んでいて、ひまわり広場で手をつなごうのスタッフ今江さんに、「智歌さんはヤベェヤツだと思ってます。」と言われたのが死ぬほど嬉しかったんです。



今回自分の激しい部分を見せることに、引かれるんじゃないかとか、正直不安なところもありました。

でも、もし、企画が終わってすぐ倒れたりとかしたら絶対後悔するし、自分を飾ったまま死にたくもないと思ったので、もう素っ裸で体当たりで歌って、弾いて、演技して、描きました。


でもそれで良かったんだなぁって思いました。



別に売れたいとか、有名になりたいなんて一ミリも思いません。

ただひたすらに自分の「ヤバさ」に死ぬまで磨きをかけて、さらに「ヤベェヤツ」になりたいと思っています。



…将来どんな「ヤベェ」おばあちゃんになるんでしょうねイヒ




本当に、本当に、幸せで最高に「PASSION」な時間でしたキラキラ


お越し下さった皆さん、ひまわり広場で手をつなごうの今江さん、水口さん、サカモトくん、長岡さん、心から、ありがとうございましたキラキラキラキラキラキラ



私はライブの本数はきっと少ない方です。


でも、それだけ一つ一つに、ありったけの命を注ぐし、全身全霊で素っ裸で体当たりでこれからも歌っていきます。


おばちゃんになっても、おばあちゃんになっても、きっと百年後も、千年後も。



ずっと情熱を燃やし続けていきます。


満ちること知らぬ心は

儚きものを愛し

ただ君を守らむと

 命を刻む 命を刻む




ここまで読んでくださったあなたに、心から感謝です。



今日も幸せいっぱい、ありがとうございます音譜



智歌クローバーキラキラ








 

 

こんばんは。
シンガーソングライターの智歌です。

2月10日(日)無事に、活動5周年記念レコ発ワンマンライブ「生きているということ」を終えることができましたキラキラ

左がパーカッションのサポートしてくれた創くん、右がワンマンのフライヤーの絵と、「舞月夜」の絵を描いてくれた水口千旗さん照れ音譜

(なんか両手に黒ずくめで、ボディーガードされてるみたいですね笑)
自分にとって「生きているということ」とは何か。


このワンマンのタイトルが決まってから、ずっとその問いと向き合ってきました。
結局当日まで納得のいく答えがでなくて、終わってからもずっとふわふわしていました。


でもここ2日くらいで、しっくり来そうな答えが出てきました。

それは「恋をすること」なのではないかと。

それは人に対する恋であったり、またその恋に恋をしていることであったり。

好きな人ができると、その人と一緒にいる時間も、いない時間もその人のことを考えてドキドキしたり、ウキウキしたり、きらきらと輝いてきて、
「生きてる!!!」って感じますキラキラ


そんな風に誰かに恋をするように、日々生きている中で見る美しい景色に恋をし、誰かの言葉に恋をし、季節の風の匂いに恋をし、美味しいご飯に恋をし、想い出に恋をし。


そうして日常の一瞬一瞬に恋をするように、いつも何かに対してちゃんと感じること。美しいものを美しいとちゃんと感じること。辛いことを辛いと感じること。楽しいことを楽しいと感じること。


そうやって日常に夢中になって色々なものに恋をしながら生きてきたからこそ、私の曲は生まれたんだと思います。


これからもそんな風に色々なものと向き合いながら生きていきたいと思っています。


…ちょっと最初から熱く語り過ぎましたイヒ



このワンマンライブの約2時間半は私にとって夢のような時間で、大好きな人と旅行をしていたような、そんな感覚でしたキラキラ

本当にただただ、楽しくて幸せな時間でしたキラキラ


第一部  テーマ:インドカレー

1.きっと。

2.ちぐはぐ

3.アナタノウタ

4.一歩


カリンバセッション


5.Samsara

6.Mother Ganges

7.そばにいるから

8.たいようのなる木


第二部 テーマ:和祭

9.月の月(ドビュッシー)智歌ピアノソロ

10.白い月に隠して

11.群緑の月

12.舞月夜

13.花火の名前

14.一番きれいな風鈴

15.変わらぬ世界で

16.教室の隅から幸せを


en.1 

17.生きてゆくということ(永六輔さんの詩にオリジナルメロディつけたver.)智歌ソロ

en.2 

18.Purana



ソロ以外の全曲を創くんのパーカッションとお届けしましたキラキラ


第一部の最初から、私はかなり緊張がすごくて、喉はカラカラだし体は震えるし、頭が真っ白になって何を喋っているのか自分でもわからなくなってしまっていましたチーン



創くんの素晴らしいしゃべりとツッコミのおかげで、すごく助かりました…

ボケ担当智歌と、ツッコミ担当創くんでお贈りしましたイヒ



第一部のテーマはインド。インドの民族衣装のパンジャビドレスを着て、ヘアメイクの愛ちゃんに「インド感」たっぷりに仕上げてもらいましたキラキラ

(たぶん人生で一番色っぽく写ってる写真↑お見合い写真にしたい笑)

この創くん、すごいパーカッショニスト?ぽくていいですねキラキラ


「Samsara」と「Mother Ganges」はインドで実際に私が撮った写真や動画を繋いだ映像をバッグに歌いました。
それに創くんのインド感溢れるパーカッションで、気持ちはもうインドに行っておりました。
そして「Mother  Ganges」のクライマックス。

私の大学、高校、中学、小学校、幼稚園、赤ちゃんの頃の写真を使って、お贈りしましたキラキラ


歌詞の最後の方に「『生まれてよかった』と涙を流して微笑み、眠りにつき」というところがあるのですが。

この日ここに観に来てくれていた両親に「産んでくれてありがとう」という気持ちを込めて歌ってたら泣きそうになって、もうね…えーん


この映像を見て「智歌ちゃん大きくなったなぁ…」と親心みたいなものが湧いて、泣いた方もいらっしゃったみたいです。

あと、「智歌ちゃん結婚するのかな?」とか思った方も笑 
そんなサプライズな発表は残念ながらありませんでしたイヒ


去年始めた(特にそこまで練習もしてないけど)カリンバで、更に人生初の「セッション」というものにも挑戦しました。
手汗がしみっしみのひたっひたでした(汚い笑)
皆さんの目が温かかった

休憩中にお色直し。


第二部のテーマは「和」

法被を着て、実は「舞月夜」の絵に寄せていましたニコニコ伝わりましたかね?

最初に「月の光」(ドヴュッシー)ピアノソロで。
この時が一番緊張しました…
手の震えと手汗がすごくて、ピアノがぬるっぬるのひたっひたでした。(汚い)

すごくミスが目立ちますが、でもすごくよかったとおっしゃってくださる方が意外にも多くて、フルでまた聴きたいというお声を頂いたので、アップしました。。。ぷるぷる。よろしければ。
一応この日レコ発の4thシングル「月夜はあなたに」というタイトルに合わせて、この曲を選びました。

そして実はこのシングルに入っている「群緑の月」という曲は、この「月の光」のイメージで描いた曲なのですキラキラ


この後「白い月に隠して」、「群緑の月」と続き、月シリーズ最後に「舞月夜」。


これが私的にはこのワンマンライブで一番の楽しみな曲でした音譜音譜


水口千旗さんと何度も話し合いを重ね、私の下手くそな絵コンテを元にこんなにファンタジーで壮大な素晴らしい絵にしてくださいましたえーんキラキラキラキラキラキラ


お客さんの顔が「うおお!」ってなってるのを見ていて、「どうだ!すごいでしょ!?」と、自分が描いたわけじゃないのに自慢気でしたウシシ

中でもこのタイトルの文字、私が「情熱的なザザザ!感が欲しい!」と水口さんが描いた字に「違う!もっとザザザ!!」と何度もダメ出しをして(水口さんよく怒らなかったな…ショボーン)やっとたどり着いたもので、かなり想い入れがある分、あとで動画を見返した時に鳥肌がたちました。
めちゃくちゃかっこいいぜ。シビれるぜ。
こだわってよかった!!

もっとちゃんと絵を見たかったという方がたくさんいらしたので、コンプリートブッグを作る予定でおります照れ
そしてそれと共に早くも水口さんと次の企画を練り始めているところですキラキラ詳細決まりましたらお知らせします音譜音譜

お互いこれをきっかけにかなりスイッチが入りましたウシシキラキラ


「舞月夜」の後の「花火の名前」では、創くんのパーカッションが和太鼓みたいな感じに聴こえて、その世界観に感動したとおっしゃる方も何人かいらっしゃいましたキラキラキラキラ

創くんのパーカッションはインドにも日本にも対応(?)しちゃう。さすがです。。ぐすん


最後に「教室の隅から幸せを」を贈りました。
私が活動休止中に描いた、中学時代にいじめられていた自分を振り返り、これからの生き方を歌った曲。

「喜びや痛みも歌にかえて 私は私を生きてゆく」
という歌詞は、きっと音楽から離れて自分を見つめ直したあの期間がなければ出なかったものだと思います。


そして、アンコール1回目(早く出て来すぎたからやり直しましたねイヒ未だにアンコールのかっこいい出かたがつかめません笑)


介護士をしていた時に出会った、永六輔さんの「生きてゆくということ」にオリジナルメロディをつけたものをお届けしましたキラキラ
何かに悩んだり辛くなった時はこの詩を読むようにしています。ここには生きていく上でとても大切なことが書いてあると思います。
この先もずっと大切にしたい詩ですキラキラ


そしてアンコール2回目に「Purana」を。
この曲には私の歌に対する想いや、これまで出逢い、関わり、私に幸せを与え、支えてくださった方々に対する感謝の歌です。

「ありがとう。ありがとう。これまで出逢ってきた大切な人たち。いくら言葉を尽くしてこれっぽっちも足りないから、歌を歌ってゆくよ。」


今回のワンマンライブは本当にたくさんの人たちの力を借りてチームとなり、一緒に創り上げた結晶でしたキラキラキラキラ


MCでもお話した通り、創くんや水口さんにはかなりの無茶ぶりをしたし、私のこだわりをかなり押し付けてしまいました。


創くんに最初に渡した譜面のある曲には「ビンタする感じ!」とか書いてあったし笑
普通の人なら「意味わかんねえよ!」って怒るとこですが、創くんはそれをちゃんと「ビンタする感じ!」で叩いてくれてて流石だと思いましたキラキラ


私がイメージを伝えただけで、いや、伝えなくても、「うわー!ここにその音持ってきちゃうの!シビれるぅっ!!!」ってなったところがたくさんあって、本番もシビれてました笑

創くんのパーカッションで歌うのは最高に気持ちよかったキラキラキラキラキラキラ照れ


水口さんは基本的に日本画をメインに描いているのですが、今回は敢えてのアニメタッチで描いてもらいましたひらめき電球
この「舞月夜」の世界観を絵に表現するに伴い、
かなり色んな資料を集めて勉強してくれました。

きっとすごく大変な作業だったと思いますが、それをすごく楽しみながらやってくれているのが伝わってきて、私も嬉しかったです照れ

そして何より、私のこのワンマンをきっかけに水口さんの絵をたくさんの方に見ていただけて、知って頂けたのが嬉しいことでしたキラキラ


そして裏方で支えてくださった、音響のサカモトくんと長岡さん。

本当にこの2人は自分の仕事に、真面目に向上心を持って取り組んでいて、その姿勢に私も熱くなりましたキラキラ
そして私もたくさん学ばせていただきましたキラキラ
本当に想像以上の素晴らしいステージを作ってくださいましたキラキラキラキラ


そして私の曲の世界観に合わせて素晴らしいヘアメイクをしてくれた愛ちゃん照れ
愛ちゃんのヘアメイクのおかげでスイッチがしっかり入って、より曲に入り込んで歌えましたキラキラ
メイク一つでこんなに気持ちまで変わるとは。もっと、自分でもちゃんとメイクを頑張ろうと思いましたキラキラ



本当にたくさん、たくさん、みんなに支えてもらいましたキラキラキラキラ


お客さんたちが終始和やか雰囲気で、楽しそうに見てくださって、私はステージからその素敵な笑顔を見ていてすごく幸せでしたキラキラキラキラ

「一生ワンマンライブやっていたい」と思ったほど。

でも、きっと終わりがあるからこそ、ライブなんですよね。

人生も同じ。

私の曲はほぼ全てが実体験を元に描いた曲で、私の人生そのものです。

その「ライブ」が終わるまで、私は「喜びや痛みも」歌にかえて、ステージの上で人生を歌い続けていきたいと、改めて思いました。


「永遠」に憧れるならば、「一瞬」に恋をして生きねば。


その「恋」がたとえ実らなかったとしても、実らなかったからこそ、美しいまま永遠に生き続けられる。だから私はその美しさを残したくて曲を描いて、歌っているのかもしれない。



今回のワンマンライブのことをなかなか言葉にできなくて。
それはいくら言葉を重ねてもその幸福感は再現できないことがわかっていて、逆に言葉にしてしまえば儚いものになって、薄っぺらなものになってしまう気がして怖かったのです。


なんでもそうですが、私は言葉にするのが下手です。「ザザザ!」とか「ブワァー!!」とかすぐ擬音語使っちゃうし笑


その言葉では表現しきれない、溢れたものを音にして、メロディにして表現しているんだと思います。

それが私の言語でもあるんだと思います。




本当に、ただただ、楽しくて、幸せなワンマンライブでしたキラキラ

ここからこぼれている想いはこれからも歌にかえて歌っていきますキラキラキラキラ


お越し下さった皆さん、創くん、水口さん、愛ちゃん、サカモトくん、長岡さん、御茶ノ水KAKADOの皆さん、幸せな時間を本当にありがとうございましたキラキラキラキラキラキラ

これからも、ずっとずっと歌っていきますので、どうかまた、どこかで皆さんに会えますようにキラキラ


ここまで読んでくださったあなたに、心から感謝です

今日も幸せいっぱい、ありがとうございます音譜


智歌クローバーキラキラ




こんばんは。
シンガーソングライターの智歌です。


今年はブログをこまめに書くぞーなんて言って、なんやかんやバタバタしてる間に一つ歳をとって、ライブも2つ終わっていましたびっくり

ライブのレポートもしたいところですが…
色々描きたいことがありすぎるのです…!!


もう先月のことですが、1月8日にめでたく歳を重ねました。
たくさんの方からお祝いメッセージを頂いて、ほんとに幸せ者ですチューありがとうございますキラキラ


誕生日って、地球に生まれてから◯◯周年記念なわけで、もちろん地球も宇宙も私と共に生きてきたし(なんだかすごい大きな話になってる)、私以外の人たちも共に生きていて。


今地球上に生存している人類の中で、かすりもしない、出逢わない人の方が圧倒的に多いじゃないですか。

街中ですれ違うだけの人もいるし、中にはすごく親しくなったり、恋をしたりする人もいる。


歳を重ねるにつれて、人との出逢いは全て必然で、全ての人は出逢うべくして出逢っていて、出逢ってないというのもまた意味のあることだとすごく思うようになりました。


最近、というか、活動復帰をしてからご縁を感じる出逢いが沢山あって、人生って本当に面白いなぁと、思います。


さて、ということで(?)あんまりこれを語りすぎるとまた長くなってしまいますのでこの辺にしときましょ…笑



ワンマンライブまであと一週間を切りました。早い。なんて早いの!!

相変わらず書きたいことがまた溜まってしまってるんですが、とりあえずワンマンに関することを語ります!

先日、ワンマンライブでパーカッションサポートをしてもらう創くんと最終リハをしてきましたニコニコ

かなり良い感じの仕上がりになっています!!!
なんたって、歌ってる私がめちゃくちゃ楽しい!

それくらい素敵な世界観を一緒に創り上げてくれていますキラキラキラキラより鮮明に曲の世界観が目に浮かびますキラキラキラキラ


前回サポートして頂いたライブから3年ほど間がありましたが、ずっと繋がっていてくれて、またこうして一緒にステージに立てることを本当に嬉しく思いますし、それを皆さまにお見せできるのも嬉しいですキラキラキラキラ
和の曲は思いっきり和!!!に、インドな曲は思いっきりインド!!!!に、それ以外の曲は思いっきり情熱的だったり、優しかったり、暖かかったり。

歌いながら私は泣きそうになってしまいます。

私がすぐテンパったりばたばたとしてしまうのですが、創くんはいたっていつも冷静で、その冷静さにすごく救われています。
同じ歳なんですが、そういうところもすごく尊敬しますキラキラ



ワンマンでは、私が最近始めたとある楽器とのセッションタイムもありますイヒ
そちらもお楽しみに(ぷるぷる)


そしてそして!!

去年のワンマンでこちらのフライヤーを描いてくださった、私の大切な友人であり日本画を主に描いて活動している水口千旗さんの絵とのコラボニコニコ


今年のフライヤーも描いてくださいましたキラキラ

ワンマンライブではこういうタッチとはまた違った感じで、想像を遥かに遥かに!超えた絵で情熱的に、ファンタジックに、素晴らしい世界観を表現してくれています照れキラキラキラキラキラキラ


すごいですよ!!!!ほんとにすごい!!!!語彙力が足りなくてすごさが伝わらないと思うのですが…
絵を初めて見せてもらった時、かなり興奮して感動しましたえーんキラキラ


今回のコラボのことに関しては、ワンマンで実際に観て頂いてから色々詳しくお話ししたいなーと思っています音譜
とにかく彼にもすごくすごく、感謝しておりますキラキラキラキラ


これはワンマンだけでお見せするのはもったいなさすぎるので、改めて何かちゃんとした形で残したいと思っていますキラキラ


彼の絵をたくさんの方々に見て頂けるということも、私にとっても本当に嬉しいことですキラキラキラキラ
↑一昨年、アーティスト写真を撮影して頂いた時に記念に着物やさんで撮ってもらった写真。

↑3rdシングルのジャケットにも使わせて頂いておりますキラキラ

当日は物販のスタッフもしてくださいますニコ
水口さんの絵の作品も物販に置く予定ですので、ぜひお手に取ってくださいねキラキラキラキラ


そして最近ある繋がりでメイクモデルをしたのですが、(その時の↓)
これがきっかけで、プロのメイクさんに、ワンマン当日もヘアメイクをして頂けることになりました照れドキドキ

すごく素敵な女性で、私の憧れでもありますチュー

この前ヘアメイクのリハもしてきたのですが、かなり本格的な舞台メイクをするので、「誰!?」ってなりますたぶん笑
メイク1つでこんなに変わるなんて!とただただ感動しておりましたキラキラキラキラえーん

私の変身っぷりもお楽しみにニコニコ


今回のワンマンライブは4枚めのシングルのレコ発も兼ねております
音源はもちろんのこと、ジャケットにもかなりこだわりを持って作っていますほっこり

そして盤面には今回もまた、水口さんの絵を使わせて頂いております爆笑


ぜひ会場にてゲットしてくださいまし!


そして、今年も10個限定でグッズを作っております!!(あと一個作ったら完成…)
できたらブログにもアップします(たぶん×100イヒ


まだ書きたいことたくさん沢山あるのですが、ひとまずこの辺にしておきます。また長くなっちゃうので笑

ワンマンライブまであと3日。
とにかく体調だけは崩さないよう、毎日R-1と、甘酒は飲んでおります。


皆様も体調に気をつけてお過ごしくださいませ。


ここまで読んでくださったあなたに、心から感謝です。

今日も幸せいっぱい、ありがとうございます音譜


智歌クローバーキラキラ