今日は本会議最終日でした。


すでにこの間ブログでアップしている通り、山五小学校の2025年4月廃止の議案が今日、可決されました。


参政党は、委員会では賛成したが、その後態度を変えると申し出があり、反対に転じました。


この間、委員会で表明した態度を翻すことが、自民党、公明党、大阪維新の会、参政党会派で起こっています。


参政党が態度を変えた理由を、私なりに解釈してみます。


子どもたちに分断を生じさせないため、賛否は親や子どもに聞かない、その多寡で市の方針を決めるものではないから、と市は説明してきたが、十分に地域で理解が深まらないまま健康福祉委員会で可決したことで、更に分断を生んでいる。


といった反対理由を述べていたように思いますが、おそらくは何らかの理由で委員会では賛成したものの、陳情された住民との関係でやはり賛成できなかった、ということなのでしょう。


一方、本会議では、この問題でタウンミーティングまでやっていた大阪維新の会は賛成しました。

馬場前議員(維新の会の市長候補となっていた)は、自分が市長だったら提案しなかったとまで言われていたそうですから、反対すると思っていました。


委員会で承認したあと、会派の中でいろいろ議論されていたようです…。

委員会採決までに会派の態度を決めてもらわないと。

委員会の審議は何やったん?となりますから。


結局、日本共産党をと市民と歩む議員の会、参政党が反対しましたが、賛成多数で決まってしまいました。


地域の賛否の数ではなく、こどもの利益のために、ある意味強引に進めたということですから、白紙に戻した千三小学校をはじめとする過大規模校についても直ちに取り組まないと、ダブルスタンダードと言われても仕方ないでしょう。


市長が支持者や与党に忖度して白紙に戻したのでなければ。


それはどうするのか?全くわかりません。

手を付けないのではないだろうか。子どもの利益のためではなく自分のために。

そして、子どもが減るのをただただ待つ、そんな気がします。