田中要一郎先生の古典占星術講座第4回「プロフェクション その基礎と応用」が開催されました。

 

お集まりいただきました皆様、先生、会場をお貸しいただきましたオーナー様、そしてSNSなどで講座を拡散して下さった皆様に感謝を申し上げます。

 

 

 

田中先生は6月にベンジャミン・ダイクス氏の来日セミナーをコーディネートされた後すぐにロンドンに飛び、Astrological Associationのカンファレンスに参加。
最新の占星術に触れ、世界中のアストロロジャーと親交を深めて帰られた後の講座となります。
今回も、日本ではまだあまり見かけない最新の手法や考えを披露してくださいました。

 

 

受講生様は、

「ずっと受けたかったんです!」
「やっとスケジュールが合いました!」

と、

心待ちにされてのご参加が多く、
皆様、最初から真剣な眼差しでスタートしました。

 

 

 

プロフェクションとは、その年の(始まりは誕生日です)年運を占うものです。予測についてはいろいろなやり方がありますが、伝統占星術では、ルーラーとハウスの関係を強く読んでいき、これを様々な象徴を使って時期を決めて紐解いていきます。

 

象徴がわかりやすいので、

 

「今年はこうなるな」

「こういうテーマがクローズアップされますよ」と、

 

割と言い切りの形で言えるようになります。

 

しかし、問題はここから。

昔の質の悪い占い師のように「今年は災いが起こるだろう〜ヘビ(ドロドロ)」というような、大雑把で無責任な「予言」には、ならないだろうと思うのです。

 

身内に変化がありそう、という場合でも、

父なのか母なのか兄弟なのか親戚なのか、強弱や、期間

など、そのあたりを細かく言っていくことができます。

 

あっているようないないような、煙に巻かれたような占いではなくなる反面、責任も増えますし、そもそも吉凶で判断するものではないことがわかってきます。

 

 

出典:AC

 

星やハウスやサインが(サインはそんなに強く読まないのが古典)どのように語りかけてくれるのか、その兆候をピックアップするための方法含めての講座が基礎編でした。

 

伝統占星術に馴染みなく参加された受講生様は、
「基礎をやってから応用を受けるか決めます」と、
最初は不安がおありだったようですが

基礎を終えると
「面白いです!応用も受けます!」と、
目をキラキラ✨させておっしゃってくださいました。

 

 

出典:AC

 

応用編になると、ルーラーやハウスをパズルのように当てはめバンバン飛ばしていくので、先生の説明についていくのに、頭がパンパン。でもこれが良いのです。
脳が気持ち良く疲労している状態(笑)

 

これに慣れるとホロスコープを見ただけで、ネイタルの特徴がパッとわかるようになり、長期的な視野で判断していける目を持てるようになります。

 

 

授業中は、モダンと古典の違いにも言及されているので、読み方をどう変えていけばいいかわかりますし、慣れるに従って身体が反応するようになります。

特徴だった有名人のホロスコープ、そして参加者様のホロスコープを読んでいき、それがどハマりする場面は、爽快感すら感じるほど。(ダイアナ妃とか、よく出ていましたよー)

 

 

「早く家に帰り、改めてじっくり自分や家族のものを検証したい!」とのお声が上がりました。

 

 

田中先生の古典占星術講座、今年から始めて4回を数えますが、じわりじわりと古典=伝統占星術の面白さが広まっていっていることを感じました。

 

 

 

 

次回は9月に、プロフェクションの技法を踏まえて行う「Zodiacal Releasing」という技法を教えていただく予定です。

このプロフェクションもそうですが、日本ではまだあまり紹介されていない方法です。

お楽しみに⭐️

講座の後はギャラリーオーナーのお取り計らいで、
軽い懇親会をその場所で行いました。

 

しばし占星術談義に花が咲きました。

 

 

ありがとうございました。