ここ最近、いぶちゃんが急に大人びてきたような、お姉さんになったなぁと感じることがあります。



一年後の就学に向けて、様々な事柄が進んでいるという環境の変化だったり、ただ単に私の心持ちによるものなのか。



それとも、本当にいぶちゃん自身の成長によるものなのか。






近頃は明らかに、いぶちゃんの心身が急速に成長していて



幼児から次の段階へと移り変わるさ中にいるんだなと感じることが多々あるのです。







服のサイズは気が付けば130になり、



ミシンでの前開きが必要なものは、ものによっては140を買うようになりました。



子供用のハンガーでは肩が落ちてしまうため、いつしか自分たちと同じ大人用のハンガーを使うように。



洗濯物を干すたびに、大きくなったなぁと思わず手が止まります。





 

髪は胸下まで伸びて、いぶちゃん専用のコンディショナーを使うようになりました。



艶が出始め、せっかく綺麗な茶色い髪なんだからと、母は最近毎晩のように、YouTubeでヘアアレンジ動画を観るように。



あぁ、すっかり年頃の女の子なんだなぁと思うと同時に、なぜだか不思議なその感覚にまだ少し慣れません。






コロナの影響でしばらく訪問入浴をキャンセルしていた時期には、



何と、顎に人生初めてのニキビが出来てしまったいぶちゃん。



しかもちょっとやそっとのミニではなく、しっかりと根深い芯があるタイプの!



(先生には潰さないでと言われたけど、潰しました。

怒られました。) 



初めてのニキビに動揺したけど、これも立派な成長の証?だとどこか嬉しい自分もいて。






もう一つ身の回りの変化はというと、



いぶちゃんのベッドサイドに流れる音楽のレパートリーに、クラシックのCDが追加されたこと。






赤ちゃんの頃からずっと、ディズニー系のオルゴールが定番だったのですが



一体もう何年聴かせてくれとんねん



という圧が何となく伝わってきて、慌ててジブリのクラシックを買ってきました。






この類いには縁がなく全く知識の無い母ですが、これがまた思いの外良くて。



いぶちゃんと一緒に、何だか朝から意識高めな一日を送れる(気がする)。



クラシックを嗜む優雅な佇まいがどこか面白くて、思わず皆も吹き出してしまうほど、やっぱり可愛くて仕方ありません。






そして、これは私自身の問題ですが、呼び名にも変化が出てきました。



これまでは何も考えずに いぶちゃん、いぶちゃん と呼んでいて



これからもブログでは変わらず いぶちゃん、いぶちゃん と書くだろうけど、



最近人前では、伊吹 や 娘 と呼ぶほうがしっくりくるようになってきました。



来年小学生になる年頃の子がいるんだという親の自覚が、私にも少しずつ芽生えてきたのかもしれません。






日々成長する姿が嬉しくて、その成長は私の心からの誉れだけど



親というのは欲張りなもので、あの頃のあどけない我が子に会いたいなと、カメラロールを見返しては時々寂しくなってみたり。






いつもオムツで、前開きロンパースのいぶちゃんが可愛くて



ここだけの話、ついつい赤子をあやすような声で接してしまう事が未だ多々あります。笑



だけどオムツのサイズはどんどん大きくなり、今はもう夜間大人用のパッドまで当てている。






いつまでも赤ちゃんのようだとデレデレと愛でていたい日もあれば、



すっかりお姉さんになったなぁと成長の喜びに浸りたい日もある。



それ位の欲張りをしたっていいじゃない?






だけどそうは言っても、いぶちゃんは日々懸命に成長を重ねていて。



そんな我が子に恥じることのないよう、親である私自身もしっかりと成長して



立派な一人の5歳の女の子であることを尊重しなければいけませんね。







赤ちゃんの頃どころか、昨日のいぶちゃんにさえももう会えないのかと思うと、とてつもなく寂しい。



だけどそれほど私は今、貴重で有難い毎日を送っているということ。






子どもの成長は嬉しいと寂しいの繰り返し。



この幸せと奇跡を噛みしめながら、日々をしっかりと大切に過ごしたいなと思います 🐘