2024年4月28日:パート2

 20時過ぎ。夕食を食べた後、軽く運動した。温かい紅茶を飲みながら、本日2本目のブログを書く。

 今回、知事としてぜひ実現させたい「宇留賀副知事の続投」を応援してくれている人たちは、(大きく言って)次の2つに分けられる!!

 ひとつは、宇留賀副知事の能力や実績を評価し、今後も群馬県を良くするために貢献してくれるだろうと期待してくれている人々。特に経済人が多い気がする!!

 このグループには、実際に宇留賀さんを知っている人と、会ったことはないが、知事の発信をキャッチして「続投してもらうべきだ!」と感じている人の2種類がいる!!

 もう一つは、知事である自分を応援し、更に活躍して欲しいと願ってくれている人たちだ。この方々が副知事人事を支持してくれる理由はシンプル。ここまで頑張っている山本知事が、「少しでも仕事のしやすい状況を作ってやりたい!」という親心(親切心?)だ!!

 数日前、この思考のジャンルに属するある人が、こう言って励ましてくれた。

 「オレたちは、一太さんの1期目の実績を評価している!!ぜひ、この調子で群馬県の魅力と存在感を高めて欲しい!!そもそも、政策を決めるのも実行するのも知事でしょう?副知事はあくまで、それを補佐する役目だ!!」

 「知事が群馬県を良くするために必要だいう副知事の人事に、反対する理由なんてない!!何かよほどの問題がある人ならともかく、とても立派な経歴と実績を持つ人じゃないか!!」

 さて、群馬県の自民党県議団は、戦後4人の総理を輩出した保守王国の基盤を支えて来た「誇り高き集団」だ!!過去のブログでも触れたが、1人1人が選挙を勝ち抜いた「一国一城の主人」から構成されている軍団なのだ!!

 亡父 山本富雄の県議時代の発想を思い起こすまでもなく、自民党県議団の感覚や思考回路は、よく理解している!!恐らく、今の執行部を含む大勢の県議たちは、副知事人事に関して、こんな思いを抱いているはずだ!!

 「我々は県議会の最大会派なのだ。知事がゴチャゴチャ言おうが、長年、連携してきた有力な組織団体からどんな要望を受けようと、最後は自分たちの意思で判断する!!」と。

 そのことを承知の上で、これだけは(改めて)書いておく。

 今回、知事である自分が求めている宇留賀副知事の続投に関しては、群馬県の自民党が長年、連携し、支援を仰いで来た医師会、歯科医師会、建設業協会、JAという4つの主要職域団体から、自民党県議団(現幹事長の井下泰伸県議)と安孫子県議会議長に対して、「副知事の同意人事を速やかに進めて欲しい」という要望がなされている!!

 もう少し正確に記述すると、医師会と歯科医師会は、現会長の名前で、建設業協会は組織全体(県内12支部長全員の署名)として、副知事再任の要望書を自民党県議団(=井下幹事長)と議会(安彦議長)と知事に手渡している!!

 少し前のブログでも言及したが、JA群馬の会長とは、5月2日に会う予定だ。あちらからアポの依頼があった。同様の趣旨(副知事続投の要望)であることは間違いない!!

 林会長からの要望書なのか、それともJA全体からの文書になるのか、それはまだ分からない!!

 仮に、こうした流れに逆らう形で、県議会、特に絶対過半数を持つ自民党県議団が、今回の副知事人事を否決したとしよう。

 須藤医師会長も、村山歯科医師会長も、青柳建設業協会長も、林JA会長も、恐らく、副知事人事を認めなかった自民党県議団の判断に関して、公に文句を言うようなことはないと思う!!

 それぞれ立派な人格者だ。懐も広いし、人望もある!!間違っても、この方々が、「自民党県議団に面子を潰された!」などと公言するはずがない!!

 しかしながら、きっと心の中では、「なるほど、自分たちの組織の要望は、自民党にとってこの程度の影響しか及ぼさないんだな!」とか、「残念ながら、自民党はずっと助け合って来た我々の意見を重視していない!」と感じるはずだ!!

 報道でこの事実を知った各組織のメンバーの人たちも、一般の県民も、同じ感覚(印象)を抱く。そうなることは、自民党県議団の人たちも、十分、分かっているに違いない!!

 

 逆に言うと、知事として、今回の副知事の人事は必ず通さねばならないと強く感じている!!結果として、この4人の会長と、この4つの団体が、知事の要望を後押ししてくれている!!この方々の要望に応えられなかったら、色々な意味で迷惑をかけてしまう!!

 

 加えて言うと、国民や県民から、自民党に対して「これだけ厳しい目」が向けられている状況なのだ!!県議団と主要な職域団体との関係に「ほんの僅かでも亀裂が生じる」ようなことは、是が非でも避けねばならない!!そのことは、常に頭にある!!

 

 他方、副知事再任の同意人事を認めてもらうために、33人の自民党県議全員を説明して回った自分(知事)は、自らの主張が拒否されたことを、どう捉えるだろうか?!

 そうなった場合の自身の心情を、この段階で正直に吐露することは控えたい。皆さんの想像に任せます!!(笑)が、少なくとも、山本一太の地元後援会のコアな支持者の人たちは、「スゴく怒る」と思う!!(笑x2)あちこちに電話して、文句を言う人たちの顔も目に浮ぶ!!

 幸か不幸か、若手やベテランを含めて、今の自民党県議団に、知事からのプレッシャーに気圧される議員なんて、1人もいない!!そうですよね?!

 

 というか、そうあるべきだと考えている。県政のもう1人の主役である県議会の役割は、知事をチェックすることなのだから!!

 個々の県議は地元にそれぞれの支援組織(後援会)を持っている!!自分が知る限り、知事と対峙することがあったとしても、自身の選挙に影響が生じるような「ヤワな県議」は1人もいない!!

 「知事の応援なんて、大した効果はない!山本知事が全面的に現職を応援した前橋市長選挙だって、現職が新人の女性候補に負けている!!」そんな指摘をする県議だって、いるかもしれない!!(ガクッx2)

 ちなみに、現職の山本龍市長が敗れた先の前橋市長選挙で、前橋地区の山本一太後援会の約半分を占めていた「アンチ現職」の幹部の人たちを「最後まで説得し切れなかった」ことは、不徳の致すところだ!!(反省)

 前橋市民の民意で選ばれた新しい女性市長との関係は重視するつもりだが、現職候補(前市長)の再選のため「あまり役に立てなかった」ことは、共に選挙を戦った皆さんに対して、申し訳なく感じている!!

 しかしながら、あの選挙で、知事である自分が、早々に現職の支持を宣言し、選挙戦でマイクを握っていなかったら、新人候補(現市長)に「もっと水をあけられていた!!」というのが、地元担当秘書と自分の「一致した分析」だ!!

 やはり、現職を応援して敗れた過去の首長選挙でも、(僭越ながら)同じ結論(知事の参戦で応援した候補者の票は増えていた)だった。

 前述したように、ほとんどの自民党県議は、知事と対峙することなど恐れていない!!そう信じているからこそ、遠慮なく、かつ安心して言霊を飛ばし続けられるのだ!!

 ただし、(これはお互い様かもしれないが)何らかの理由で、これまで何の心配もなかった地元の選挙が、「ギリギリの勝負」になった場合、又は新しい選挙(?)に挑戦する場合には、知事の対応がキャスティングボートを握ることだって、十分にあり得る!!世の中って、意外とそんな巡り合わせなのだ!!

 そう考えると、せめて1人くらいは、「知事に応援してもらえるのは、とても有難い!!地元の選挙でも役に立つ!!少しでもいい関係を保っておこう!!」と考える自民党県議がいてもいいんじゃないかと思ったりしている!!(笑x3)

 さて、と。ネットで最新のニュースをチェックする時間だ。次回のシリーズ続編では、これまで今の自民党県議団執行部と(副知事問題に関して)調整を続けてきた中で感じたことを、(包み隠さず)書かせてもらう!!

 執行部以外の県議の人たちにも、知事の本心を知って欲しいからだ!!

追伸:本日は、午後から某政府高官に会った。細かいことは書かないが、お茶を飲みながら約2時間、じっくりと言葉を交わした!!

 今後も経産省との関係は大事にするが、自分とこの人物が親しいのは、宇留賀副知事が経産省から派遣されていることとは、全く関係ない!!