地下アイドル事務所と契約するなら② | 地下アイドルって

地下アイドルって

普通のサラリーマンですが、
ふとしたきっかけでアイドルイベントをたまに手伝うことになりました。
 
書いてあることは完全に主観です。
データも基本的に適当で正確じゃないです。
責任はとれません。

テーマ:
前回は、地下アイドル事務所と契約するなら、
まずは事務所選びとして
①過去の実績
②事務所のやる気
を重視することが大切と書いてみました。

こちらが事務所を選んだら、
向こうのオーディションを受けて、
合格すれば契約です。

契約内容で注意することは以下の2つです。

③契約内容、契約期間
④レッスン代や衣装代などお金の話

今日は、③について書いてみたいと思います。

通常の地下アイドルの契約はだいたい以下の通りです。

契約
・タレント契約をして双方努力します
給料
・給料は歩合制
権利
・勝手にタレント活動をしないこと
・音源、写真、グッズなどは事務所のものとする
契約期間
・契約期間は1~2年
・契約の更新は事務所から提案する
業務
・出演、レッスン、宣伝活動に従事する
・業務にかかる費用は双方で負担する
契約解除
・信用、名誉を傷つける行為により解除されます
・病気やけがにより業務が難しい場合に解除されます
損害責任
・契約解除などにより生まれた不利益は当事者が負担します
・信用、名誉を傷つけるような行為があった場合、制裁を科す場合があります
協議
・不明な点は真摯に協議する
・最終判断は東京地裁にまかせる

と、こんなとことですかね。
未成年の場合は保護者の同意が必要となります。

契約の文章だけ見ればいたって普通だと思います。
一般の会社員と違うところは、
権利の問題と契約解除や制裁の問題が大きいですね。

また、会社員と違い、
雇用ではなく、契約という形になっています。
労働基準法に準ずるような契約はできないですね。
地下アイドルは月給2万円ももらえればいいような世界なので、
時給にしたら100円くらいにしかならない時もあります。

また、地下アイドルとメジャーアイドルの違いとして、
業務の費用負担と損害の費用負担の問題があります。

大手で有れば、CD製作や衣装などは事務所が全て負担しますが、
地下アイドルの場合は、
交通費などはもちろん、
CD製作や衣装代などもタレントに負担させる場合があります。

また、期間中の契約解除があった場合、
事務所がこれまでの宣伝活動費やこれからのキャンセル料を請求する場合もあります。
これは、大手でもよくあるんですけど。

契約する時は、できればこういう請求をしない事務所にしたいですね。

ですから、契約期間として、
事務所が長く提案してくる場合がよくあります。
これは、他の事務所への移籍を阻止するってことが大きいんですけど、
別の理由として契約解除の際に損害賠償を請求できる場合が多いからなんですよね。
事務所としては、長く契約しても、
別に仕事を紹介しなければいいだけの話ですから。

せっかく勝ち取った契約ですけど、
期間は1年ごと更新するようにした方がいいと思います。

いずれにしても、しっかりと事務所を選んで、
契約内容の不明な点は早めに解決した方がいいですね。

そして、タレント契約のほかに、
レッスンの契約をする場合があります。
いわゆるタレント養成コースってやつですね。

これは、大手、地下に関わらずよくあることなのです。
次回は、この辺について書いてみたいと思います。