GEMを応援してくださっている全ての方へ




GEMが今年の3月いっぱいで解散することが発表されました。




突然のお知らせで、皆さんを悲しませてしまうようなお知らせで、本当に本当に申し訳なくて情けなくて堪らないです…。




去年の冬あたりから、畳み掛けるようにいろいろな事が起き、皆さんを沢山混乱させてしまった件についても本当に本当に申し訳なく思っています。




GEMは、私の青春時代そのものです。




高1の時にスターティングメンバーとしてGEMの一員になって、高2で上京して今は大学3年生。




「解散」という言葉を聞いて今までのことを思い出したら本当にGEMだらけなんですよ。




楽しくて堪らなくて笑いが絶えなかった日。

こんな経験をさせて頂けて幸せだと感動した日。

ただただ嬉しくてスキップしそうになった日。

なんで上手く出来ないんだろうと自分が嫌になった日。

理不尽なことに悔し涙が絶えなかった日。

不安な気持ちに押しつぶされそうになった日。




書き出したらキリがないくらいの出来事がこの5年間に詰まっていて、今この文を書きながら必死に涙を堪えてる自分がいます…。あー…。




この活動を始めて凄く感動したのは、自分の夢が自分だけの夢じゃなくなることを知った時でした。




嬉しい事があると一緒に喜んでくれて、悔しい事があると一緒に悔しんでくれて、そんな心強い皆の存在があったからここまでこれた、そう断言できます。




この世界にはたっくさんの人がいて、出会えるのって奇跡だと思ってて、出身も年齢も違うメンバーは勿論、心強いGEMILYの皆だったりスタッフさんだったり他のアイドルさんだったり媒体さんだったり、GEMを通して出会えた皆さんの存在が私の財産なんだと思います。




出会えたことに、本当に感謝です。




GEMILY一人一人にいろんな気持ちがあると思う。




ただ、これだけは言わせて欲しい。




私も悔しい。悔しくて堪らん。




夢があるから、まだ夢の途中だから。




予測不能な出来事が沢山起きるのが人生なんだなと理解して、理解した時は苦しくて堪らなかったけど、無意味なことなんてなんもないんだって思ってる自分もいます。




消えない悔しさはバネになりました。




この5年間沢山の経験をさせて頂いたこと、本当に感謝しています。




ここだけの話、GEMになりたてのスターティングメンバーの時に自分はここにいていいのかと凄く悩んでいた時期がありました。




歌うことにも踊ることにも苦手意識が拭えなかった私は5年経って、メンバーと沢山のステージを乗り越えて、GEMILYに支えられて、今ではどちらも大好きなことになりました。




歌って踊る仕事だけは絶対にしない!と思っていた小学生の私が今の私を見たら驚いて腰を抜かすんじゃないかな。




本当に何が起きるかなんて分からない。




私の中でのアイドルは、沢山の人に笑顔を届ける人だと思っています。




だからこそ、皆に悲しい思いをさせてしまって凄く情けない。




武道館でライブをする夢を叶えることが出来なくてごめんね。




「絶対に解散ライブをやらせてほしい。」と、GEMメンバーで強くお願いしたところ、会場を用意して頂けることになりました。




スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。




3.25(日)

YAMANO HALL




最後っていうのは寂しいけれど…最後です。




会いに来て頂けたら嬉しいです。




沢山の感謝の気持ちを、伝えさせてください。




森岡悠