最近、文章を書いてみませんか?とお声がけ頂くことが多くなった。
これは本当に嬉しい。
歌詞を書く時とは違った頭の使い方をするのが、とても新しくとても難しく最高に癖になる。
わたしの真ん中にあるものの形を変えることに抵抗はない。
紙媒体によって、文字数の上限も、縦書きか横書きかも、読者層も、決まりごとも違うけど、
それを飛び越えていく楽しさが最後に待ってるから。
歌もそうだけど、柔軟になることは自分を失くすことじゃないと気づいてから、面白い人たちとの出会いがさらに増えた。
だけど、真ん中にあるものを削ることだけは絶対にしない。
わたしが今と違う道を選んでいたら、自ら交わることも、
交じ合わせて貰うこともなかったであろうジャンルの世界で文章を書いていると、ちょっと妙ちくりんな気分になるけど、
これもまた醍醐味のひとつ。
ご指導ご鞭撻頂いたら、それを受け、また考え、ちゃんと自分の響きを持った言葉で届けたい。
その響きも大事にして下さりながら、新しい気づきも下さるのだから、嬉しいこと尽くし。感謝。
毎度レコーディングしてる時もそうだし、ドラマの現場に行かせて貰った時なんか特にそう感じたけど、
褒められるより、ちょっと塩分多めなこと言って貰ってる時の方が存在を認めて貰っているような気持ちになるから不思議。
一緒に試行錯誤してくださるスタイルの人たちの方がわたしには向いてる。
もちろん、そればっか言われ続けるのはめちゃ嫌やし、めちゃムキになるけどね。笑
でも、そのムキになることが作品を作っていく上でとても大事な気がする。
と言ってもぶつかり合うことは何においても体力がいる。
どうしてもキツい時は、その物事を終えた時の気持ちを想像してみる。
そうすると、あっ今確かに出口が見えないけど、これ後で振り返った時、
自分が自分を超えたきっかけになったと思えるやつだ!って。
はじめも、途中も、楽しく汗水垂らすから、終わりが笑顔。
はじめも、途中も、終わりも全部笑顔を目指したいけど、その道のり、遠そうだなぁ。
わたしにはまだまだ修行が足らんわ。
なんのお仕事なのかはまたお知らせさせてくださいね。