「日本経済新聞夕刊」の夕刊文化面に今日4月26日、5月10日、5月17日、5月24日と、
4回にわたって「読書日記」を書かせて頂きます。
 
本当に、とても、嬉しい。
 
映画も読書も大好きで、以前お気に入り映画の連載をしていたことがあったのだけど
最近はSNS以外で文章を発信できる場に巡りあえていなかったから。
 
それもAL「TIME」の取材時に、いつかやりたいことは?と尋ねられて
エッセイというか、どんな形かまだ分からないけど、本を、出してみたいんです、とお話ししたことがきっかけでした。
 
やっぱり言霊ってあるんだな、と改めて。
 
どの本を紹介しようかな、と本棚の前で考える時間は、心がずっと歌ってた。
 
美味しいものは、ひとりで食べても、もちろん、美味しい。
 
作ってくれる人が、命に感謝して、その声に耳を傾けて、料理してくれるから。
 
でも、美味しいものって美味しいね、って誰かと頬を寄せ合って食べる瞬間がさらに、良いよね。
 
掛け算方式で幸せと笑顔がどんどん溢れていく。
 
この幸せと笑顔に私は難しさは、いらないと、思うの。
 
どこ産で、どんな順番で、どんな食べ方で、どんな温度で、どんなに珍しいか、
永遠と説明を受けながら食べるご飯は体は満たせても、心がキラリと光らない。
 
好きな人がいたら、美味しいものを、美味しいと言う軽やかさで、その人に好きと伝えたい。
 
きっと優しく繋がる。
 
私の書く読書日記は、そんなリズム、です。
 
作者の方が時間をかけて書き上げた1冊の本だから、大きな尊敬を持って、あらすじも伝わるように。
 
でも、難しい、説明みたいにならないように私の言葉で書いてます。
 
そして、率直な意見や感想を下さる編集の吉田さんにも大きな感謝。
 
 
みなさん、是非読んでください。