全国ツアーも、もう折り返し。
あっという間で、びっくり。
東京でも制作や打ち合わせをしていて、濃密な時間を過ごしてます。
毎週末ライブでみんなに会ってることが1番大きいけど。
バンドメンバーの音、ツアースタッフさんたちの想い、ディレクターさんたちと確かめ合う心具合。
ライヴしてると、エネルギーの消費量がすごくて、それが嬉しくて。
でも制作でも同じ熱量で歌うから、エネルギーの消費量が二重ですごい。
幸せとか嬉しいとか、そういうことだけじゃなくて、
感情的に、満タンな自分でいたくて、こういう時こそ活動的になったりする。
体調管理、しながらね。
個人的な時間でも、好きと思う生き方をしてる人たちとご飯いったり、お茶したりして、与えてもらってるなぁー。
私は、歌を歌うことって、メッセージだと思うんです。
技術、正確さも、勿論大事で。
だけど、どんなにすごいことができても、
歌を歌う真ん中に伝えたいって想いがなかったら、行き止まりだなって思います。
その想いがなければ、どんなことをしても、孤独だな。
それは歌ではなくて、歌の形をしたもの、のように感じてしまう。
私は人に恵まれていて、こうしたいってヴィジョンがあったら力を貸してくれる人たちがいる。
だから、そういう力を貸してくれた人たちに対して、何かちゃんと返したい。
曲を作って頂くこともあれば、曲を自分で作ることもある私。
どっちも大事にしていきたい。
人が作った曲を歌う時、何が難しいかって、その曲にどれだけ思い入れを持てるかってことで。
かっこいいメロディで、心を掴む言葉で、フレッシュなアレンジの曲でも、
歌う私が想いを込めて歌えなかったら、形になるけど、止まり。
「ずっと、ふたりで」からはじまって、AL「TIME」でお願いして書いてもらった曲たちとも、すごく向き合った。
私を想って書いてもらった曲で、自分も素敵な曲だと思うから歌わせて頂くんだけど、
それだけじゃ想定したとこまでしか行けないし、面白くない。
その曲の核、魂をより強いものにしていく。好きなことなんだけど、やっぱり楽しいばっかりじゃない。
でもだから仲良くなれた時の感動ってすごい。
だから、私はこれを毎回しているシンガーの方たちってすごいなって思った。改めて心から尊敬した。
そして、自分で曲を作る時は、先に、この魂、想いが、日常だったり、人生、人間関係から生まれて。
それをどうメロディにして、言葉にしていくか、を試行錯誤する。
自分の想い、魂を、どんな顔にして、どんな体にして、どんな洋服着せて、どんな性格にして!って、
時間の許す限りずっとやる。
他のアーティストの人たち、それぞれが、それぞれにこだわりがあって、
それを聞いたり、見たり、読んだりするのは楽しいね。
歌を歌うって、作るってすごいなぁ。
だから、私は音楽を作る全ての人を尊敬してて。
シンガーもシンガーソングライターも作曲家さんも作詞家さんもアレンジャーさんも、演奏されてる方たちも。
何かを伝えること、届けることって、すごいこと。
そして、それを受け取ってくれる、待ってくれている人がいることの素晴らしさね。
長々書いたけど、私が言いたいのは、想いが、魂が全てってこと。
時間は、やっぱりいつも何故かない。余裕を持ってスケジュール組んでも、なぜかパツパツ。
でも、自分が良いと思うものを、いつも届けたい。
そして、その流れに疑問を持って、どんどん新しい私と出会いたい。
今回のツアーも大漁だなー。
明日の北海道楽しみだ!