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梅雨はまだ続いていますが、もう蒸し暑くて、夏はすぐそこだな、と思ってます。
 
夏といえば、学生のみんなは、夏休み!だね。
 
何して過ごすのかな?
 
周りの小学生の子たちの話を聞いていると、私が同じ年の頃とはちょっと違った感じで。
 
塾とか習い事とか宿題とか、一体いつ遊んでいるんだろう?って思うくらい。すごいなぁ。
 
私も塾に行ったりしていたけど、しっかり永遠に暇な夏休みも過ごしたなぁ。
 
当時はなんで私だけ遊びに連れて行って貰えないのって思ってたけど、
その時間で図書館に行ってたくさんの本を読んだり、映画を観たりして。
 
今振り返ると自分を作ったすごく大事な時間だった。
 
大好き!と思える作品に出逢えたり、ピンと来なかった作品だったり。
 
あえてこの言葉を使うけど、一見「無駄」に見える時間こそ、本当はきらきらしてるんだよね。
 
最近時間を無駄にしたくないって、本も映画も音楽も、評価の高いもの、星の数だけで、選択してしまいがちだけど、全部に意味がありすぎるのもなんか心が疲れてしまいそうで、いかんいかん、と。
 
なんだかよく分からなかったって体験こそすべきだし、
大事なことだよなぁって、時間の対価を求めすぎないようにしてます。
 
そんな中でも、夏休みは、いつもより平和についてたくさん考える機会があったなぁ。
 
学校の宿題でも、おすすめ図書でも。
 
戦争の描写がリアルだから、と、
小学校に置くのをやめる方向性になったと少し前にニュースでみた「はだしのゲン」。
 
私は小学生の夏休みに、手に取ったなぁ。
 
がらんとした図書室で何気なく読みはじめた「はだしのゲン」。
 
目を覆いたくなるような場面がたくさんあった。
すっごく、すっごく怖かった。でも、最後までちゃんと読まなきゃいけないと、何故か思った。
 
本当にこの国で起こったことなんだ。繰り返しちゃいけないんだと、強く思いながら帰った。
 
色んな考え方があるけれど、でも、それをどんな形でも伝えていかなくては、と私は思います。
 
舞台「大きな虹のあとで」。
 
私は去年観劇させて頂きましたが、改めて平和について感じるものがありました。
 
意見が違うのは、これだけ人がいるのだもの。仕方がない、よ。
だけど、同じ方向を向けないからと、考えることを止めるのは違う。
 
何も出来なくても、周りの人と、話すことが、その歴史に触れることが大事だと思う。
 
今年もこの舞台シアターサンモールで行うそうなので、よかったら。