Amazing grace【映画&歌詞和訳♩】 | ゴールデン街のシネマ女子による〜人生を華麗に生き抜くための愛の♥︎映画講座〜

ゴールデン街のシネマ女子による〜人生を華麗に生き抜くための愛の♥︎映画講座〜

日本大学芸術学部 映画学科卒業後、エンタメ業界にて営業職、編集者を経験。毎週各地へ出張、取材に足を運ぶ過酷なイケイケOLライフを満喫する最中、2014年、リストラに遭う。
現在はフリーランスライター兼、ゴールデン街の恋人。

Amazing grace
#Gospel
#クリスチャンでなくとも周知度No1?の讃美歌の名曲
#曲の誕生秘話が2006年映画化


~Amazing grace~
Amazing grace
How sweet the sound 
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind but now I see.
“神のご加護”
何と美しい響きだろうか
それは私のような卑怯者ですら救ってくださった。
私もかつては道を見失っていた
けれども今は立ち返り見つけたのだ。
今までは盲目のようだった私であるが
今は見える。(神のご加護を感じることができる。/道を見つけた。)

'Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears relieved,
How precious did that grace appear,
The hour I first believed.

神の恵みこそが私の恐れることを諭し
その恐れから心を解き放ってくれた。
神のご加護に気づくことができた初めての瞬間、なんと尊いことだったろうか。

Through many dangers,toils and snares
I have already come.
Tis grace hatch brought me safe thus far,
And grace will lead me home.
これまで幾つもの危機や困難、誘惑があったけれども、私はそういった局面から遠のけ、目覚めることができたのだ。
私をお導きくださったのは他でもない神の恵みであった。





曲について少し解説をすると、まずこの曲の作詞者はジョン・ニュートンというイギリス人。
彼の生涯が、歌詞に込められた想いの深層心理を読み解くカギでもあるの。
彼のドラマチックな生涯を知ると、歌詞の内容をより噛み締めて堪能することができるわよ。
また、作曲者は不明なものの、曲の音階がアイルランド、スコットランドの民謡風だということで、作曲者はアイルランド系かスコットランド系移民の19世紀アメリカ人だとも言われていたり、諸説あり、実は明らかにはなっていない。
バクパイプ(スコットランドの伝統楽器)と一緒に演奏されることも多々あり、そのバクパイプ有りバージョンも、なんともその哀切で深遠なバクパイプ独自の響きが曲にぴったりでとってもステキだから、気になる方はyoutubeで色々探してみるのも良いかもね♥︎



さて、敬虔なるクリスチャンであることと、神を信じる悦びに満ちた感動的な歌詞を書き上げたジョン・ニュートンの生涯とは?
気になる方は、映画『アメージング・グレイス』をチェック♥︎
最近、日本でOLさん達に大人気の英国俳優、ブレイク前のベネディクト・カンバーバッチも出演してるし♥︎
(私はヒョロくて色白なメンズには欲情しない主義wなのであまり食指が動かないんだけど…なんであんなに人気なの??ww)

そして私的には、アフリカ・セネガルの大御所シンガー、ユッスー・ンドゥールが出演していたことが驚き!!
ワールドミュージックやジャンベ(セネガル生まれの打楽器)が好きなような、野外フェス大好き系男子wなら、ユッスーのことは知っているんじゃないかしら。


とにかく、爽やかに感動できる映画だし、
日本人には感覚として全く馴染みの無い、“クリスチャン的 覚醒”(キリスト教信者としての目覚め)について、知ることもまた良き人生経験。
宗教観でここまで人生かわるものかと。
信心でここまで気持ちが動かされるものかと。
いずれにせよクリスマスでやたらと浮かれるカップル文化が私はあまり好きではないので、
ガチな人たちwのガチな信心wに触れてみるのも面白い。
ガチ クリスチャンwの、クリスチャンになるまで(映画)と、クリスチャンになった後(Amazing grace 歌詞内容)。

知ればなるほど、より深き味わいの名曲。

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2006年 イギリス
マイケル・アプテッド監督