-お米の価格-
現在農家さんが直面している大きな問題に、お米の「買取り金額」があります。
お米をJA(農協)さんが買取る金額は毎年変わります。その金額が安く、農家さんはお米耕作だけでは生活が出来ないのが現実です。
年々増税や、燃料代・肥料代・袋代などの諸経費は負担増になっています。
お米が安い為、ほとんどの農家さんが本職は別にある兼業農家です。
後は、年金暮らしの高齢な農家さんがほとんどです。新野町でも年配者が大半で、あと何年お米を作れるのだろう?と思える光景が当たり前にあります。
きっと日本中がそんな現状だと思います。
農業では生活が出来ない、それ自体が後継者不足・耕作放棄地の増える大きな課題となっています。
お米の買取り価格の下落により、来年から米作を止めてしまう農家さんも続出しています。
現状の価格だとお米を作ると、赤字になるそうです。
止めてしまう農家さんは年配者です。今後二度とお米を作ることは無いでしょう。 作れば作るほど損、農業の大変大きな問題です。
-当方のお米買取り価格-
そこで、根本的な問題の解決にはなっていませんが、当方は農家さんと話し合いを行って、農家さんがお米を栽培しても損をしない価格でお米を買わせて頂くこととしました。
目先の利益やどこよりも安くお米を提供したければ、市場価格で買い取りすれば良いことになります。
しかし生産者の立場からすると、「お米を作っても損、だったらお米は作らないほうが良い」という事になり、結果、辞めてしまう人が増えてしまいます。
この新野町でも、今後の畑の有効的な利用法として「太陽光パネルの設置場にしようか」などの話しも出たりしています。
もし農作物の生産地を太陽光パネルの設置場にしてしまったら、その土地は二度と作物を耕作することは無いでしょう。
将来この土地に住んでいても外国の輸入米を食べる時代が来ることがあるのではないか?
そんなことを思うこともあり、それほど深刻な問題に思えます。
現在の一次産業の抱える大きな問題だと思います。
私達の取組みはほんの小さな対応ではありますが、農家さんが来年もお米を作ってくれるように、せめて生産物に妥当な価格で買い取りさせていただくこととしています。
それでも最低ラインの価格だと思います。
こんな現状を消費者の皆さんにも知っていただけると有難く思います。
今後とも、美味しいお米が将来に渡り食べられるようにご理解いただけると嬉しいです。
日本産のお米栽培を守りましょう!
我が家でさっそく食べてみましたが、今年も美味しいお米でした。
-価値のある美味しいお米作り-
チャレンジしていきます!
現在、新野町の若い農家さんと、この水が綺麗な町で付加価値のある拘りのあるお米作りを計画中です。
来年は一部の畑ですが、有機無農薬栽培にも挑戦します。
畑の土作りは自ら作る牛糞堆肥を散布、先祖代々から育てた土は足の膝までズブズブと入ってしまうほどの良い土です。
苗も自ら育て、種も自ら天日干しから行います。
収穫後の稲藁は牛の餌になっています。その牛糞堆肥で土作りを行う循環型農業となっています。
お楽しみに!!
令和元年産・お米の価格
2018年3月から30kgのお届けは無くなり、25kg迄となりました。
①「新野町の美味しいお米」1袋(25kg) 9,900円
②「新野源流米」 1袋(25kg) 10,500円
玄米の価格です。(税込み・送料込み)
精米も承ります。 玄米・5分・7分・白米・無洗米
10kg単位 100円になります。
詳しくは同ブログ内の ↓
新野源流米のチラシ
ー もち米 ー
阿南市大野町の農家さんにお願いしてあります。
9月中の収穫です。
品種「もちみのり」、甘味がのある美味しいお餅になります。
1kg 550円(白米or玄米)
ご注文受付ます。
お米のご予約受付中です。
ブログ内にて価格も紹介しています。
お問合せは、
saikai-k@mk.pikara.ne.jp まで宜しくお願いいたします。
彩魁企画 担当:黒川