スランプ考察 | ミナミでナンパして理想の彼女を手に入れる(闇)

ミナミでナンパして理想の彼女を手に入れる(闇)

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もう半月以上、即をしていない。街には出ているのに、何故か即が出来ない。先月20即をした人間が、今はこの有様だ。量より質とは言ったものの、何故ここまで即れなくなってしまったのだろうか…。


初めは、今月実施している「スト値5以上縛り」に原因があると思った。そのせいで声掛け数やゲット数が減り、モチベーションが低下して悪循環しているのだろう、と。しかし、スランプの原因はもっと他にあった。そこには、僕のモチベーションを下げる大きな要因が存在していた。



今月上旬、彼女ができた。同時に、ナンパが上手くいかなくなった。僕は女性に依存し易い。彼女がいると、ナンパの意欲が極端に低下する。彼女の為に多くのリソースを割き、彼女以外のことはどうでもよくなる。本当にダメ人間になってしまう。


彼女を作ればこうなってしまうことは予測できていた。自分の弱点は知っている。だから、付き合うことを恐れていた。オンリーワン中毒になり易い僕は、既セクと会うことすら避けてきた。番ゲでさえも極力控えてきた。それなのに僕は、目の前の幸せに手を出してしまった。欲望に負けてしまった。そして、案の定ナンパが上手くいかなくなった。本当に自分が情けなかった。


寂しかった。心の拠り所の無い生活が辛かった。家に帰るといつも孤独だった。それを紛らわすかの様に、日々ナンパに明け暮れ、寂しさを紛らわせた。結果、街に出れば女性とセッ○スが出来る様になった。それでも、寂しさが消えることはない。決して心は満たされない。僕はいつも、早く幸せになりたいという気持ちでいっぱいだった。


僕には、ナンパと恋愛を両立させることはできないのかもしれない。ナンパをしながら彼女と真剣に向き合うことは出来ないし、彼女がいながらナンパに本気になることも出来ない。僕は今、彼女と一緒にいたいと思っている。でも、それ以上にナンパを辞めたくないとも思っている。両立が出来ないのなら、どちらか一方を捨てるしかない。ナンパを続けたいのなら、大切なものを手放すしかない。また孤独になるけど、まあいいか…。それが今の僕にとって、ナンパを続ける唯一の方法なのだから。