参考文献 〜「ビジネスは30秒で話せ!」(ケビン・キャロル/ボブ・エリオット) | ジャズベーシスト 池田 聡 のブログ

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参考文献 〜「ビジネスは30秒で話せ!」
(ケビン・キャロル/ボブ・エリオット)

 

 

 

 

 人生は常に本番である。
 エレベーターの中だろうと、廊下を歩いていようと、電話会議だろうと、壇上でのスピーチだろうと、いつでも自分の言いたいことをハッキリ伝えられるように普段から準備しておこう。
 フォーマルな場でのスピーチなら、「時間をかけて事前に自分の考えや話を準備しよう」と誰でも思うだろう。
 だが実際には、“突然話を求められるカジュアルな場"に数え切れないほど出くわすのではないか。その時に備えて、常日頃からちょっと時間を割いて自分の考えをまとめておきたいものである。(p19)

 

 説得力あるメッセージをいつでも自然に話せる、あるいはフォーマルな場で演説できるよう意識して練習すること。
 どんな時でも少し時間を使って、「この場ではどういったメッセージを用意するべきか」と考える癖をつける。そして、頭に浮かんだ話や考えを、必要な時にすぐ話せるよう一口サイズにまとめて準備しておく。(p29)

 

 筆者がクライアントをイン・ザ・ゾーンに入るよう指導すると、中には嫌がってこんなことを言う人もいる。
「先生は私を全く別の人間のようにしようとしている気がします。 チェロにピアノの音色を出させようとしても無理ですよ」
 筆者の答えはこうだ。
「そうです。 あなたはチェロだし、チェロのままでいいんです。 でも音が外れている。私はそれを直しているんです」
 イン・ザ・ゾーンの中に入るのは簡単ではない。しかし、そこに入れば瞬く間に周囲からよりポジティブな反応を得られるのである。(p116)

 

 知り合いの同業者がこんなふうに言っていた。
 「私が教えているのはパブリック・スピーキング(人前での話し方)じゃなくて、パブリック・ポージング(人前での間の取り方)だよ。ただ人前で話すだけなら誰にだってできる。本当に難しい部分は人前で上手に間を取って話すことだからね」
 プレゼンテーション名人として有名な人たちが、話の途中で水を少し飲むシーンを誰もが見たことあるはずだ。あれは喉を潤して声を出しやすくするだけでなく、話の間を取るという点でも話し手にとって役立っているのである。(p141)

 

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