「愛をもって続ける」 | 組織学習経営コンサルタント池本克之のブログ「今日も絶好調!」

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ドクター・シーラボとネットプライスの2社を上場させた池本克之がビジネス哲学やライフスタイルを発信するブログです。

先日、都庁でセミナーをさせて頂く機会がありました。



テーマは「次世代リーダーとしての心構え」 

東京主税局様の管理監督者向けのセミナーで
昨年に引き続き、講師としてお声がけ頂き、
光栄な限りです。

コロナ禍は3年目に突入し、
リモート勤務が日常になる中で
部下とのコミュニケーションの難しさや

世代による物事の捉え方の違い
さらにZ世代どう接すればいいか?
効果的な指導方法についてお話させて頂きました。

Z世代とは、1990年代後半から2010年生まれの
若者世代を指す言葉です。

デジタル化が進んだ時代に生まれたので、
生まれた時からスマホがあり、デジタル機器をうまく
使いこなす世代です。

リアルでのコミュニケーションより
ツールを通じて話す方が楽であり、
フラットな関係を好みます。

それらの特徴は、いい悪いではなく、彼らの「普通」と
仕事において「あるべき姿」像にはギャップがあります。

私の結論は、根気強く教えていく、ということです。

ある会社のCMに
「そこに愛はあるんか?」
というセリフがありますが、

その通りで、愛をもって、何度も何度も教え続けて
いくしかないのです。

Z世代に限らず、仕事をしていと、
「普通はこうなんだよな、、」と思う場面は幾度も
あるでしょう。

私も社内でスタッフの年代関係なく、このセリフは
よく頭をよぎります。

しかし、普通はこうなんだよな、、と嘆いても、
その「普通」は、世代、性別、国籍など置かれている
立場によって違います。

そこで、会社での「普通」=あるべき姿、考え方とは
何かということを示すことが大事です。

口頭で伝えるだけでなく、文章化することによって
人によって言うことが違う、という状況をなくし、
繰り返し、その文章をベースに教育を繰り返すのです。

公務員であっても、管理監督職の悩みは同じです。