いやー素晴らしかった❗️九州国立博物館で開催中の「長沢芦雪」展。







「奇想の画家」として現代でも国内外で高く評価される江戸の絵師、芦雪の作品がこれだけ一堂に会するのは九州では初。しかも初期から晩年まで選りすぐりの作品が並んでおり、まさに圧巻👍


みんな大好き💕な愛らしい仔犬たちや、ユーモラスな表情の猿たち、凛とした中にもどこか親しみやすさを感じる虎や龍など、取っ付き易い絵が多数。でもじっくり観れば、その奇抜な着想や卓越した筆さばきに圧倒される事間違いなし。









個人的には観てる途中から、「う〜ん、これはジャズだなぁ」と感じる部分が多数。


まずはまるで一筆書きのような絵の、筆の勢い。これはまさに即興(インプロビゼーション)じゃないか!


そして空間を生かした構図の巧さ。この「引き算の美学」こそジャズのアドリブの真骨頂。


そしてそのキャリアの中で、時代の空気を吸収してスタイルを変化させながらも、絶対的に揺るぎないシグニチャーがある事。まるでマイルスデイビス❗️


…まぁ、そんな事を考えながら観てたのは私ぐらいなもんでしょうけど😅それだけ深く胸に刺さった展覧会だったという事。


ぜひ色んな方に観て頂きたいです。


(J)