今日はママが無意識にしてまうNG行動を書きますね。
こんなひどいことを子供にしてはいけませんからね。さて、どんなことでしょうか。
よく私はママさんから子供の勉強のことを相談を受けます。
こないだこんなことがありました。
中1の子供がいるママさんが、私に勉強の相談をしてきました。
ママさんとお子さまと私の三者面談のような形で。
ママ
「うちの子、中1ですが、学校のテスト、全然とれてなかったんです。中1でこんな点数だと、この先不安で不安で仕方がありません。先生どう思いますか?」
「テスト前も、全然勉強してなくて、あれじゃテストの点数が悪くても当たり前だと思うんですよね。」
さぁ、どうですか?こんな相談をしたことのあるママさんいませんか?
このブログを読まれている方でも、自分のことかなって思ってしまうママさんもいると思います。私が塾の先生の時に、この手の質問は腐るほどされました。
このママさんの理想像はこうですよね。
「テスト前にしっかりと計画を立てて勉強をして、テストでいい点数をとる子供になってほしい」
こんなことは、どんなママさんでも願うことではないでしょうか。
でも、そんな理想があるのに、このママの行動は、子供に対して、ひどい行動だとは思いませんか?
もし、あなたが会社に勤めていて上司が部長にこんな風にあなたの横で話したらどう思いますか?
上司
「うちの〇〇さんなんですが、全然仕事できないんですよ。こないだのプロジェクトの企画会議のときも、全然準備していなくて、この先、不安で仕方ないんです」
もし、私が仕事でこんなことを横でいわれたら、やる気を失くしますよ(笑)
ひどい上司ですよね。
私ならこう相談しますね。
「うちの〇〇さんにはとても期待しているんです。私は〇〇さんのことを信頼しています。でもこないだの仕事で思ったような結果が出せなくて。私のフォローができていなかったんだと思うんです。私の部下には楽しく仕事をして、そのうえで仕事でも成果を出してほしいと思っているんですが、私はどんなアドバイスをすればいいと思いますか?」
さて、どうでしょうか。仕事ができない要因の矢印が部下ではなく、自分に向いています。
これを横で聞いた部下(自分)はどんな気持ちになるでしょうか。
「こないだは私が仕事の準備を怠っていたから、結果が出なかっただけなのに、上司の人はそんな風に思っていたのか。次は絶対に頑張ろう!」
そんな風に思うかもしれませんね。
さっきのママの相談でも例えるならば
ママ
「先生、うちの子は中1なんですけど、こないだのテストで思ったような結果が出せなかったんです。私も中1の頃、勉強が得意でなくて、どうやって勉強すればいいかわからなかったんですよね。テスト前もどんな風に勉強していいか分からずに、苦労しました。だから、うちの子の気持ちがすごい分かるんです。でも私はどんな風にアドバイスしていいか分からなくて。先生、うちの子、〇〇をやるときはすごい集中していて、〇〇がとっても得意なんです。だから勉強も絶対できると思うんです。私はどうすればいいですかね?」
いいですか、ポイントは内心では「勉強してないからだよ!!」って思うのは仕方がないんですよね。でも「どんな言葉を子供にかけたら」子供はやる気になるか。それを常に考えるんです。先生に相談するときに、どんな言葉をいったら、横にいる子供のやる気がアップするのか。
私は子供と接するときは、そんなことばっかり考えていました。
結局は子供自身が気づいて、行動を改めないと結果は変わりませんからね。
知らず知らずに、あなたが子供のやる気を下げていることだってあるんです。
それを理解しているママなのか、知らずに続けているのか。
それだけでも子供の環境って変わると思います。
難しいですが、意識してみてください。
9月9日に子育てセミナーを開催します。
今回は四柱推命の先生である斎藤先生とのコラボ企画です。
お時間あう方はぜひご参加ください。