こんにちは

ホルモンとからだの学校il-mano(イルマーノ)代表の助産師 赤堀眞里です。
 
この症状は何科にかかればいいの?何科に受診したらいいの?
そんな疑問に少しでもお応えできたらと、「何科に行けばいいのシリーズ」を書いています。

今日は先日の「お胸の違和感 もしかしたら乳がん?」のおまけです。

「乳がん検診、エコーとマンモグラフィーどっちを受けるべき?」

乳腺エコーとマンモグラフィー、それぞれ得意分野があるんです。

 

 石灰化に強いのは「マンモ」

 小腫瘤に強いのは「超音波」

 

なんです。

 

そして、主に乳腺組織と脂肪そしきでできている女性のお胸も年代によって変化をして生きます。

 

 若年者は乳腺組織が豊富

 熟年者は脂肪組織が豊富

 

乳腺組織が豊富な若年者のお胸は、

 マンモでは「腫瘍が周囲の乳腺に重なり隠れる」
 エコーでは「腫瘍は周囲の乳腺の中ではっきり見える」

 

脂肪組織が豊富な熟年者のお胸は、

 マンモでは「腫瘍は脂肪の中ではっきり見える」

 エコーでは「腫瘍が脂肪の中に隠れる」

総合すると、

 乳腺組織が豊富な若年者=30代くらいまで=のお胸は、エコー検査がむいている。

 脂肪組織が豊富な熟年者=40代くらいから=のお胸は、マンモグラフィー検査がむいている。

これはあくまでも一般論なので個人差はあります。

症状がある場合は、エコーとマンモ、両方の検査で総合的に判断することが大事になります。

お胸の専門家は乳腺科、エコーとマンモ、それぞれ得意分野がある。

参考になりましたでしょうか?

次回はもう少しおまけで「乳がん検診 大切なのは自己触診!」をお送りします。

 
 
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