こんにちは
ホルモンとからだの学校il-mano(イルマーノ)代表の助産師 赤堀眞里です。
「婦人科にかかろう!」シリーズ書いてます。
今日は子宮頸がん検査の結果の見方です。
子宮頸がん検診は各自治体で検診を勧奨していて、助成が出るところが多いです。
市や区から子宮頸がん検診の知らせが来て、受診するなんて方が多いと思います。
結果は異常ありませんとだけお知らせが来る場合と、なんだか英語表記の結果が書かれていたりする場合など、受診した施設によってもお知らせ方法が違っていたりします。
現在、子宮頸がんの結果は国際分類であるベセスダ分類による結果表記が主流です。
これですね。
従来の I II III IV V というクラス分け分類から、国際的に共通な表記にかわりました。
問題なしがNILM(ニルムと読みます。)です。
それ以下は、何らかの再検査や精密検査が必要な、要精査というお知らせとともに英語表記の判定が知らされます。
ASC-USとASC-Hは扁平上皮内に病変がある疑い。
前回のブログで書いた上皮内新生物の疑いですね。
これはあくまで疑い。
LSILとHSILは扁平上皮内に軽度(LSIL)高度(HSIL)が見られますよ、前癌病変とされる異型性や癌かもしれないものがが見られますよということ。
それ以下はそれぞれに癌や病変が疑われますよという意味になります。
現在日本の産科婦人科学会では子宮頸がんの原因はヒトパピローマウィルス=HPVの感染だとされています。
これも踏まえて、子宮頸がん検診の結果の捉え方を次回から書いていこうと思います。
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