ホルモンとからだの学校ilmano助産師の赤堀眞里です。
今日は膣内射精障害について
深刻です。

私、普段は生殖医療専門のクリニックで勤務していて、日々、子どもを授かりたいという思いと向き合っています。
最近はご夫婦で受診される方も多く、更に、男性だけで受診されるパターンも増えています。
男性不妊外来では泌尿器科の医師が治療にあたるのですが、不妊の原因として「膣内射精障害」が見受けられます。
「膣内射精障害」
マスターベーションで射精出来るのに膣内だと射精がうまくいかない。
原因は不適切なマスターベーション。
2017年のTENGA社のオナニー国税調査2017を見て下さい。
オナニーの方法として
3位に脚ピン、5位に床オナがきています。
そして、低年齢層に割合が高い。
このマスターベーションを普段行っていると、膣内で射精する事が難しくなります。
膣内の刺激とは違う強い刺激、そして、体位が規制され、普通のセックスだと射精できないという事態になるわけです。
不適切なマスターベーションを「普通だ」と思っている割合が半数以上。
間違っているという自覚が無いわけです。
コボちゃん先生こと、泌尿器科の小堀先生のページD r 小堀の「オトコノミカタ」を見てみてください。
詳しく書いてあります。
不適切なマスターベーションのために不妊になるってどう思われますか?
早くに習慣を変えないと難治になります。
心当たりのある方、対処は早い方がいいです。
前述の小堀先生のページには射精障害相談可能医のリストも載っています。
セックスはバーチャル、生殖は体外という未来は見たくないです。