標高636m・比高150mの小糠子城(日南町茶屋)
茶屋の「小糠子屋」、通称「小糠子」の標高636mの嶮岨な山頂にあり、要害の地である。
(※日南町誌より)
日南町誌は城主が誰だったのかという事に触れていないが、この城と尾根続きの北には長島豊後守の居城といわれる下阿毘縁の城床城が、また南の方には長島民部の居城といわれる鉄穴内城が所在しており、当城も長島氏の城だったのではないかと推測される。
間近には農道・林道も通っていないので、最も近くに農道のある東より田畑の中を進み、麓より直登
登って行くと曲輪群が現れる
南五郭~南二郭
主郭
西の尾根は縄張図では自然地形のようだが、曲輪と思われる削平地が連なる
西二郭~西四郭
そして西端には西堀切
戻って北へ…
北二郭~北七郭
今度は主郭部から南二郭から南五郭を越え、さらに南へ…
大きく離れた場所にある南堀切
南堀切より、さらに南に孤立した南出丸
小糠子城遠望
軌跡ログ
日野郡日南町の城