標高480m・比高300mの野町城(八頭町野町)は、歴史的背景不明、城郭大系及び郡家町誌にもその名は記されていない…
しかし私都郷一帯が毛利氏の所領だった事や、所在場所から考えると、この城も私都城(市場城)の出城の一つだったのでは…と推測される…
西尾根沿いの曲輪には、妙に石が目立つ…
さらに登れど、やはり石がゴロゴロ…
そして、さらに山中へ引き込まれるような尾根上の曲輪…
さらに進み、ようやく主郭部へ…
主郭は、分厚い土塁に囲まれている
伐採された木が転がる主郭
下りに通った西側尾根の曲輪群は、植林のお陰で歩き易い代わりに改変もされており、植林の為の整地なのか、曲輪段なのかの区別がつき難い…
野町城遠望
曲輪と土塁以外の遺構は無く、少々見所に欠けるが、植林により薮は少ない…が、その比高は容易に人を寄せ付けない城
旧八頭郡郡家町の城
Android携帯からの投稿