標高370m・比高70mの平木城(八頭町平木)は、平木氏の居城と伝わる…
平木氏については、詳しい事は分からない…
しかし居城と言うには、住むのに、あまりに不向きな、恐ろしさほどの山中である
幸い、現代は付近に林道(舗装道)が通っているので、間近までにて…
下記は実地踏査を元にした、落書き程度の概略図
林道から踏込むと、沢があり、まるで曲輪のような平坦地…
そこから急斜面を一気に這い登ると、帯曲輪
この帯曲輪は、三の郭に相当するようで、奥に主郭と二の郭が見える…
一段上がって二の郭
ここも形状は帯曲輪だ…
主郭には、後世の改変なのか、石垣が…
しかし、鹿垣にしても不自然な山奥…
まさか、当時の遺構なのか…
主郭
主郭は上段・下段の二段構えになっており、奥に上段が見える…
主郭上段
さしたる広さは無く、尚且つ凄まじい薮
さらに登ってみると、薮に覆われているものの、広い削平地が…
こちらは周囲に曲輪段も無い事から、城には含まれない可能性もある…
軌跡ログを見ての通り、城があるには不自然な山奥…
この城は居城ではなく、狼煙場などに使われていたのではないだろうか…
旧八頭郡郡家町の城
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