標高284m・比高180mの丸瀬城(八頭町水口)
丸瀬山は水口字鳩塚を越えて来る峠の上で、西谷字奥目谷か、梨ノ木谷に当たると思う。山頂を二段に切りならして、およそ一反歩である。空堀の跡もある。半柵の出城だということである。昭和39年春丸瀬山籠堂建築の際、そこを掃除していて瓦の被片多数を発見した。
因幡誌に、或記に水木谷に古城二ヶ所あり城主知れずとあるけれども、水木の城というものはない。恐らくは半柵・丸瀬の二城をもって水木谷古城としているものだろう云々とある。
(※船岡町誌より)
遊歩道があり、登って行くと、曲輪が現れる
遊歩道沿いだけでなく、少々山中にも踏み込み、曲輪を確認
北二郭には、小屋が…
主郭…かなり広い
主郭の北西部にある土塁
この土塁の外側にも主郭は続いており、仕切土塁のような構造だ
東には、帯曲輪
南にも数段の曲輪群が展開している
軌跡ログ
旧八頭郡船岡町の城
Android携帯からの投稿