標高82m・比高60mの奥谷城(鳥取市国府町奥谷)は、北に鳥取藩主の池田家墓所、南に因幡一宮の宇部神社がある…
因幡誌や因幡民談記には名が見られるものの、国府町誌には遺構の現状調査的な記述のみ…
城郭大系には『因幡誌』に「廃井アリ、安永年中、村民銭ヲ掘上タリ」とあるが、詳細不明…とだけあり、誰がいつ頃築城したのか、その後どのような歴史を経たのかは不明…
池田家墓所へ向かう途中の道路脇に説明看板が建てられているが、登山道は無い
山麓の薮は大した事はないので直登すると、すぐに曲輪群が現れる
山頂が近づくと、曲輪群は大きな帯曲輪が連なるようになる
主郭
奥には櫓台なのか、高まりがある…
北側にも広い帯曲輪が
さらに北へと下ると、大きな堀切が
堀切の底…
かなり大きな堀切だ
そこから北へも曲輪群が存在し、途中に堀切のような地形
北側の曲輪群の最頂部
奥谷城遠望
軌跡ログ
旧岩美郡国府町の城