現在法要山解脱寺の境内となっており、かつて足利尊氏の一族日野中将が、また後には尼子の家臣小林右近が居城し、慶安三年(1650)その古城跡に解脱寺が建立された。
(※日南町誌より)
日野中将蟄居の地と伝いて字日野陣という
(※伯耆誌より)
阿毘縁山解脱寺
由緒 : 南北朝期足利尊氏の一門日野中将が日野に流される時、京都本圀寺日静から日蓮自刻の像を貰い受け、この地に持仏堂を建立した事に始まる。
日蓮自刻の像がある事から「高祖さん」と呼ばれる。
以前、日野陣とされる日之地山(日野地山)へ行ったが、この解脱寺の場所であるとする説もあり、どちらが正しいのかは不明…
寺だが、入口には鳥居…
山門
本堂
なかなか見事な寺である
現在は、城としての遺構は見当たらない…
日野郡日南町の城