標高203m・比高193mの桐山城(岩美町浦富)
桐山城跡は標高203mの日本海を一望出来る桐山頂上に有り、郭が頂上と南東尾根に四ヶ所、東の谷に七ヶ所残っています。古くから浦富は因但国境海上交通の要所の港町でした。築城年代は不明ですが、塩冶周防守が桐山の攻め難く守り易く、かつ眺望の良い地形と、田後・岩本・網代の三村にも尾根が続く独立した山であるため、ここに城を築いたと伝えられています。そして、元亀三年(1572)尼子の勇者 山中鹿之介が入城。その後は垣屋光成(一万石、子の恒総まで二十年間)、池田政虎(五千石、十五年間)、さらに鵜殿氏(五千石)が幕末まで浦富を領しました。
(※現地説明文より)
海沿いより登山道があり、登って行くと切通
アンテナが建つ、北の曲輪…
頂上付近の曲輪は、細長い
北二郭
三角点のある主郭
主郭から見た浦富…
南二郭
南三郭
南四郭
南五郭
桐山城遠望
岩美郡岩美町の城