標高75m・比高14mの銀山城(岩美町銀山)は、十王峠に向かう法美往来に面した丘陵先端部に約50m離れて三~四段の曲輪が連続する
近くに宮部善祥坊が直営した銀山が存在する
銀山部落の下手、東北の山頂が城跡で、部落民より城山として親しまれている。城に関する資料がなく全く不明であるが但馬或いは国府町に対する構えだったかも知れない。
尚、銀山開発の為の陣屋で、同時に銀山を守っていたのではないかとの説もある。
(注)部落の奥、十王峠に通じる道に字城山下タと云う所あり。この上の山の山頂にも遺構あり。
(※岩美町郷土史文化研究第九集より)
南曲輪群に残る石垣…
曲輪は、かつて畑として転用されていたようだ
竹薮となった主郭
南下の曲輪も同じく竹薮
北曲輪群南三郭は墓地…
南二郭も墓地…
主郭は畑だ
北二郭は、激しい竹薮
銀山城遠望
因伯古城跡図志の絵図
銀山集落の銀山神社
その付近には、岩美銀山の鉱道が残る…
岩美郡岩美町の城