御陣屋城 岩美郡岩美町 | 山城攻略日記

山城攻略日記

北海道から沖縄まで、日本全国の有名所の城を旅し…
現在は地元・鳥取を中心とした城巡りの日々(^-^)/

寛永九年(1632)より238年間、鳥取藩執政職(家老)を務めた鵜殿氏の陣屋跡である。付近の地形は、ほぼ江戸時代の姿で残っている。陣屋跡は、廃藩後に浦富小学校となり、現在は網製造会社の敷地となっている。
「御陣屋跡絵図」によると、今はないが、東側は堀で、その上は土手となり、北側も一部が堀と土手であった。入口(元小学校校門のあった所)は石垣で囲まれていた。
陣屋の中は、入口近くと奥にそれぞれ「御米蔵」があり、その間に「御小屋」が五棟ほど点在していた。一番奥には主要建物で政務をとる「御役所」があり、特別の時に使用する「御上段の間」「御広間」などの建物が続いている。その他、御小人部屋、馬屋の建物や鉄砲撃場などがあった。
鎮護のため、南の山麓には「稲荷宮」、西に「妙見宮」「白髭宮」が祀られている。湧水も二、三箇所あり、中でも奥にある石垣の深い堀井戸の「御陣屋の井戸」は、今でも昔ながら湧水を湛えている。
(※現地看板より)

外側の石塁…


一部、コンクリートで固めてある汗

説明看板ひらめき電球

内部には、工場…


奥に残る「御陣屋の井戸」合格

御陣屋の近くの「制札場」ひらめき電球

瑞泉山吉祥院ひらめき電球



岩美郡岩美町の城