佐田比丘尼城(豊岡市但東町佐田字ユウ谷)
佐田比丘尼城は出石川支流の久畑川左岸、佐田集落北東、標高約220mの尾根中ほどに位置する。山裾との比高は約75mを測る。城域は東西約90m・南北約30mと小規模である。
城主や城史の伝承は不明である。
(※豊岡市の城郭集成Ⅱより)
東麓には多数の史跡があるようで、石碑があちらこちらに
大貝遺跡
吉成寺跡
一里塚跡
制札場跡
愛宕神社遙拝所
遙拝所の脇には五輪塔
遙拝所より登って行くと、東南六郭
東南五郭
愛宕神社?の祀られた東四郭
南に土塁のある東三郭
東二郭と東三郭の間には堀切
東二郭
東二郭の南帯曲輪
南帯曲輪の西には見事な二重堅堀
その西に井戸跡のような窪み
主郭との間が堀切で断ち切られた土塁状の南二郭
南三郭
その西には堅堀
堅堀は南堀切へと続く
主郭の東には僅かな段差のある東下段の削平地
中央に古墳のような盛土の見られる主郭
尾根続きの西側を断ち切る堀切
堀切の外側には緩傾斜の西二郭
佐田比丘尼城遠望
軌跡ログ
旧出石郡但東町の城