脚本家の久保です。

早いもの?でインディゴでの脚本も『蒼空』『残影』『雷電の如く』『凜』…そして今回の『黒の仁風』で5作目。

 

とはいえ、今日お話するのは脚本家としてのことではなく、写真家としてのお話。

 

今回の新作のポスター、チラシの表表紙の写真を撮影したのは実は何を隠そうこの私。

 

 

 

 

遠い未来を見つめる阿国と全てを受け入れそれでも己の信ずる道を貫く覚悟を秘めた吉継の目。

 

我ながら…

 

よく撮れとる

 

と自画自賛😄

 

カメラが趣味の自分は、脚本家の傍、ゲネプロなどの折にも皆の舞台写真を撮ったりしていたのですが、今回は主宰の藤田からのご指名でついにメインのチラシ撮影をするスチールカメラマンに昇格。

 

新作のメインビジュアルとなる為のチラシな訳ですから、一番 物語を分かってる自分が撮るのが何より手っ取り早いし、安上がり?

 

 

 

 

撮りましたよ、何枚も。数打ちゃ当たるの連射で。

 

とにかく役者のアップが必要な訳で、撮影は全て望遠。

 

フレームいっぱいに役者の顔がどーんと。

 

普段じっくりと見つめたこともない、インディゴのヒロイン・三原珠紀のお顔もじっくりと観察もとい!しっかりと撮影。

 

 

 

いや、綺麗でした😄

 

やはり美人をファインダー越しに見つめてシャッターを切れるのはカメラマンの役得。

しかも真正面から見つめるられる訳ですから

 

もうそれは…  

 

いやぁ楽しかった😄

 

次いで藤田主宰も撮影。ところが、大谷吉継とくれば、鞍馬天狗のような覆面で有名ですが、ただしこれがなかなか手強い。

しっかりと被らないと覆面の上部両端部分が兎の耳よろしくピンと立ってしまい、何やら…

 

可愛い❤️ by制作M😄

 

武の英雄・大谷吉継が可愛ゆくなった日にゃ目も当てられない!

 

その都度、殿 お耳が…との断りを入れ、手直し。

 

 

 

 

やっとこさカッコよい吉継マスクになったと思ってファインダーを覗いたら今度は…

 

殿、覆面が傾いております。お直し宜しく。

 

 

 

 

で、てんで撮影が進まない。 

 

覆面てのは、思った以上に意地の悪いもんだと知った昼下がり。

とにかく、すったもんだの挙句、大谷吉継の撮影も完了。

 

 

 

 

 

 

 

そのまま三原さんは、撮影用の私服に着替えて今度はCDの表紙の撮影で近くの公園へ移動。

そうです今回の『黒の仁風』にはインディゴ始まって以来初めて主題歌が付きます。

 

唄うはとーぜん我らが三原珠紀!

しかも作詞は 我らが大将・藤田信宏!

(CD 買ってね)

だもんで、藤田主宰の熱の入りようは推して知るべし。

 

撮影は公園の滑り台を使用してその上で微笑む三原珠紀がメインビジュアル。

とにかく撮影しているそばから注文の嵐。

 

 

 

 

待てって、今 撮ってるの❗️

 

公園に遊びに来ている親子連れが滑り台で遊びたいなぁの空気も我関せず。

 

とにかく 主題歌をイメージした三原を撮れ❗️余計な物はフレームインするな❗️

三原さん、もっと柔らかく笑って❗️

時計柱は入れるな俺のイメージとちゃう❗️

あ、午後三時か。

早く撮れ、いっぱい撮れ、ピント外すなよ。

空 綺麗

 

これを世間一般ではカメラマン泣かせと表現するのだろうなと感じた午後三時。

 

 

 

やっとこさ満足のいく一枚が撮影完了。

 

でも趣味であるカメラをガンガン使えたのはやっぱり楽しかったなぁ。

 

なかでも一番楽しかったのは、実は全ての新作用の撮影が終わった後で三原さんに頼まれて撮ったプロモーション用の写真だったのはここだけの秘密であった😄