台風19号の雨と風が強くなってきました。
ほんとは朝から仕事でみっちりの予定でしたが
さすがに全て中止。
そんなわけで家で大人しくお休みです。

濃密だった9月の心理セラピーお勉強の3日間から
早いもので一ヶ月が経とうとしています。
もっと早くに記録を残そうと思ってたけど
翌々日から戻った日常は
「なんでこんなに?」ってくらいに仕事が重なり
目が回るくらい忙くて。

時間ができたので、今更だけど今のうちって思いました。


すごくたくさんのことを学んだ3日間
心の中にたくさんの言葉を留め
その言葉たちに伴う新しい気づきと
心の奥底で感じる感覚とともに
頭でなくて体全体で学んだ感じでした。

バラバラだったピースが集まって
一本の道につながったような感じと
「だからか」という納得もあって
胸のあたりに感じていた苦しさが
何から来ていたのかとか
違う生き方がしたいと思った
本当の意味がわかったり

これまでの人生を一瞬の間に振り返り
「走馬灯のように」って表現は
まさにこんな時こそ使うのだろうと思ったり


でも現実世界に戻った後は
そのあまりの忙しさにゆっくり浸る暇はなく
その分、ふと気がゆるんだ時に
過去の出来事がぱっとよぎるときがあって
その度に胸の奥の方から
何かが込み上げて来ては溢れる、の繰り返し
そんなゆらぎを毎日のよう感じていました。

一ヶ月たち、ゆらぎが緩くなってきたこの頃です。

いくらなんでもゆらぎ期間が長すぎじゃない?
と、自分でも思ったりもしたけど
小出しにしてるせいもあるだろうし
四十数年、当たり前に身についた生き方は
思っていた以上に大きかったみたいで
もういいかげんおさまったかな?と思うと
また新たな波がやってくる。

大きく調子を崩すほどではないけど
寂しさや怖さや痛みに敏感になってるのか
ちょっとした人の言動に傷つくことも多い気がする。


ほんとうなら、というか
切り離しておさめるのが今までの方法だけど
でもそれももう苦しくて使えなくて
できるだけゆらぎには逆らわず
ただ身を任せ、右に行ったり左に戻ったり
たゆたうばかり。


そのゆらぎの間、助けになっているのは
3日間に蓄えた言葉の数々と
目の前で確かに見て感じたことと
長い道のりのをここまでやってきた
その過去の記憶を呼び起こすこと。


「過去を使いなさい
 自信は未来にはない
 私たちはみな困難な時期を乗り越えてきた
 自信はそのことから生まれる」

「同じ状態でいることは簡単
 変わらないでいることは簡単」


そうたぶん、あと必要なのは
勇気…だけなんだろうなと思う。


台風の被害があまりないことを祈ります。


(株)メンタルサポート研究所グループ

インナーチェンジングセラピー

公認心理師  横内慶子

HP こころの庭